テスラから待望の3列シート6人乗りの「モデルY L」が登場した。モデルYから全長を190mm、ホイールベースを150mm延長し、室内スペースは全席の快適性を追求。グレードは「プレミアム」のみで、価格は749万円。デリバリーは4月末から開始予定となっている。そんなモデルY Lに実際に乗り込んで居住性をチェックしてみた。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、テスラ
テスラモデルY Lは全長4980mm、全幅1920mmのラージSUV
2026年4月3日、テスラジャパンは新型「モデルY L」を日本市場で発表した。最大の特徴は、これまでの5人乗りSUVから一気に実用性を高めた3列シート6人乗り仕様となった点だ。
ボディサイズは全長4980×全幅1920×全高1670mm、ホイールベースは3040mm。5人乗りのモデルYは全長4790×全幅1920×全高1625mm、ホイールベースは2890mm、モデル3は全長4720×全幅1850×全高1440mm、ホイールベースは2875mm。
モデル名に付く「L」はロングホイールベース化を意味しており、モデルYから全長を190mm、ホイールベースを150mm拡大している点がポイント。モデル3とモデルYはミドルサイズSUV、モデルY LはラージサイズSUVとなっている。ボディサイズの拡大分は3列目スペースの確保と乗員の快適性向上が図られた結果だ。
走行性能としては、デュアルモーターAWDを採用し、0~100km/h加速は5.0秒。アダプティブサスペンション採用や減衰力が調整できる新たな後席コンフォートモードを追加することによって走行時の快適性が向上。
そのほか、風切り音は11%低減され、ロードノイズ4%が低減されている。またロングホイールベース化に伴い、フロアスチールビームを増強したほか、一体成型リアアンダーボディで車体剛性アップ、側面衝突強化など各部が強化されている。
注目の一充電あたりの航続距離は、788kmと日本で販売されるテスラモデルの中でダントツ(モデル3が594~766km(グレードによって異なる)、モデルYが547~682km(グレードによって異なる)。ちなみに国産BEV勢は、アリアB9が640km、リーフB7 Xが702km、トヨタbz4Xが746kmだから一歩抜きんでている。
モデルY Lは中国の上海ギガファクトリーで生産され、日本では4月末からの納車を予定。価格は749万円。ちなみにモデルYは558万7000円~、モデル3は531万3000円~。モデルY LのCEV補助金は127万円(2026年4月1日以降)。東京都在住であれば40万円(最大80万円)の補助金を受け取ることができる。実質582万円で購入することができる。
そして、2026年4月1日~6月30日まで購入、2026年6月30日までに納車完了した場合、テスラの急速充電「テスラスーパーチャージャー」を利用した充電料金が3年間無料になるというキャンペーンを実施中だ。お得なキャンペーンなのでテスラ車を購入したい人は早めにどうぞ!
3列6人乗りの室内はけっこう使えるかも!
テスラモデルY Lの車内を実際にチェックしてみた。フロントシートはモデルYではできなかったヘッドレストの高さ調整ができるようになり、座面の前部分が延長できるレッグサポート以降も追加。
2列目シートは左右独立のキャプテンシートとなり、乗り降り時には自動で昇降する機能も備えた電動昇降式のアームレストがついた。なお、2列目シートにもシートベンチレーションが装備されているのも嬉しい。2列目シートの頭上空間はコブシ3つも入る余裕の広さだ。
リアドアを開けて、3列目シートにアクセスするには、通常の3列シートミニバンだと、2列目のレバーで背もたれを倒したり、前にスライドさせて乗り込むが、このモデルY Lはキャプテンシートなのでそうした操作をすることなく、2列目シートの真ん中をウォークスルーすることで3列目にアクセスできる。
2列目キャプテンシートはまるでスポーツシートのようにホールド性が高く、ロングスライドできるので、3列目を使わない時にリムジン感覚で使える。
そして注目の3列目シート。座面はスライドしないものの、スイッチ1つで電動リクライニングできる。最大リクライニング、最小リクライニングの両方を試してみたが、頭上空間はコブシ1つ、膝前空間はコブシ1つも入らなかったが、筆者は身長180cm、体重90kgとデカいので、子供や170cm前後の方だったら悪くはないと思う。
また2列目シートの下には足が入るスペースが入るし、膝の位置もさほど高くならなかった。ちなみに3列目シートにシートヒーターが付いているのも評価したいポイントだ。
「けっこう使えるな」と思ったところで、リアトランクを開けてラゲッジルームをチェックした。通常の6人乗り状態でも大きな荷物が入るが、ラゲッジ左右にある電動スイッチで、3列目シートを倒すとフラットな空間に。おもしろいのは倒すときは自動でヘッドレストが倒れるが、起こす時は手動で立てなければいけないこと(CX-80も同じ)。
2列目のキャプテンシートを倒すと、最大2539Lまで広がる。2列5人乗りのモデルYは2138L、モデル3は682Lなので、いかに大容量かがわかる。ちなみにフロントボンネットしたにある格納スペースは117Lとボストンバック1つくらいは入りそうだ。
CEV補助金や地方自治体の補助金を受けると実質582万円(東京都在住)で買うことができる、3列6人乗りシートのモデルY L。国産BEVのSUVにはない魅力を感じられたので、実感したい方はぜひ一度テスラショールームに見に行くことをお薦めしたい。
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