タントの「スマートパノラマパーキングパック」は必要か? 駐車が苦手な人に刺さる装備なのか検証!!

タントの「スマートパノラマパーキングパック」は必要か? 駐車が苦手な人に刺さる装備なのか検証!!

 ダイハツ タントの装備表を見ると、気になる名前がある。「スマートパノラマパーキングパック」だ。駐車が苦手な人にはいかにも効きそうだが、価格は7万1500円のメーカーオプション。気軽に付けるにはそれなりの出費でもある。現行タントでは何ができて、どんな人に向くのか。装備の中身と価値を本音でチェック!

文:ベストカーWeb編集部/写真:ダイハツ

【画像ギャラリー】約7万円……払う価値はあるのか!? 実力が気になる人はコレ見て!! タントのスマートパノラマパーキングパック(25枚)画像ギャラリー

駐車の不安を減らす効果は大きい。だが安い装備ではない

駐車スペースが狭い時に活躍するのがスマートパノラマパーキングアシスト
駐車スペースが狭い時に活躍するのがスマートパノラマパーキングアシスト

 まず押さえたいのは、「スマートパノラマパーキングパック」は名前のとおり、駐車支援機能をまとめたパック装備だということだ。中核になるのは「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」で、これにパノラマモニター、フロントカメラ、サイドカメラ、パノラマモニターおよび駐車支援用ステアリングスイッチ、さらに助手席サイドアンダーミラーとヒーテッドドアミラーまで組み合わされる。

 タントの装備表を見ると、単なるバックモニター追加ではなく、駐車時の確認と操作支援をまとめて強化するセットだとわかる。

 実際、この装備が効くのは「車両感覚がつかみにくい瞬間」だ。軽スーパーハイトワゴンのタントは見晴らしがよく、もともと運転しやすい部類だが、それでも狭い月極駐車場、白線が薄いコインパーキング、隣のクルマが近い商業施設では緊張する。

 そんな場面でパノラマモニターと駐車支援システムがあると、心理的なハードルはかなり下がる。とくに家族でクルマを共用するケースや、運転には慣れていても駐車だけは苦手という人には、かなり実用的な装備と言っていい。

 ただし、価格は7万1500円。ここは大きい。軽自動車のオプションとして見れば、決して軽い額ではない。毎日使う安心感に払う金額として納得できるかどうか。ここが最大の判断ポイントだ。

万人必須ではない。だが“駐車で毎回イヤな汗をかく人”には効く

駐車全てをクルマでやってくれるわけではないが、苦手意識のある人にとっては神装備である
駐車全てをクルマでやってくれるわけではないが、苦手意識のある人にとっては神装備である

 もうひとつ注意したいのは、これが“全自動で勝手に駐車してくれる魔法の装備”ではないことだ。まず駐車スペースの隣に停車し、スイッチを長押しする。モニター画面で駐車枠を検知し、青枠で位置を確認すると駐車が始まる。この時ハンドル操作は自動なのだが、アクセルやブレーキ、DとRのギアシフトはドライバーが行う。

 つまり、運転そのものが苦手な人を別世界へ連れていく装備ではない。だが、毎回の駐車で少し身構える人、何度も切り返してしまう人、家族から「左に寄りすぎ!」と言われがちな人には、かなり刺さるはずだ。

 逆に、普段から駐車に困っておらず、オプション予算をなるべく抑えたい人には必須ではない。同じ装備表を見ると、「パノラマモニター対応カメラ」は3万3000円、「9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ」は8万8000円、「スマートパノラマパーキングパック付」は13万2000円という設定もある。タントは快適装備を積み上げると支払額がじわじわ増えるタイプ。スマートパノラマパーキングパックも、その価値を理解した人が選ぶべき装備と言える。

 結論。スマートパノラマパーキングパックは、誰にでも無条件でおすすめできる装備ではない。だが、駐車が苦手で、日常的に狭い場所へ停める機会が多い人には、7万1500円を払う意味がちゃんとある。派手さはないが、毎日のストレスを減らす効果は大きい。タントの使い勝手をさらに底上げしたいなら、十分に検討する価値あるといえよう。

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