ベストカー編集部をはじめとした今のオジサンたち=昔の若者たちが青春を過ごした1980年代。日本には若者にも手が届くリーズナブルで楽しいクルマが数多く存在した。それらを振り返りつつ、今の若者へのオススメ車をご紹介する。
※本稿は2026年3月のものです
文:片岡英明/写真:日産、トヨタ、三菱、ホンダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年4月10日号
1980年代は若者向けのクルマが豊富だった
バブル景気に沸き、イケイケムードだった1980年代は、魅力的なホットハッチや粋なスポーツクーペがたくさんあった。デートカーといえば、この手のスポーツモデルだったのだ。
その頃には、エアコンやパワー装備などの快適装備が盛り込まれ、キャブに代わって電子制御燃料噴射装置が主流になっている。
消費が美徳とされた時代だ。新車は無理でも中古車なら若者でも買うことができた。品数豊富で、選択肢が多かったから、予算と好みに合わせて愛車選びができたのである。
だが、今の時代は手軽に運転を楽しめる若者向けのクルマが少数だ。しかも中古車といえども販売価格が高い。
だが、コンパクトカーなら中古車だけでなく新車も狙うことができるだろう。コンパクトサイズだから扱いやすい。前席優先なら満足度は高いし、荷物もたくさん積める。AT車やCVT車だけでなくMT車を選ぶことも可能だ。
その筆頭が、間もなく新型に切り替わるスイフトスポーツである。ターボ搭載の現行スイスポの中古車はタマ数が豊富だ。先代や先先代のスイスポなら、100万円以下で売っている中古車も珍しくない。
ファミリー系のスイフトもトータル性能が高く、長く付き合える。走りのよさに加え、経済性もピカイチだ。
フィットもバリエーションが豊富で満足度の高い一台になる。キャビンは広いし、荷室のアレンジも多彩だ。燃費のいいハイブリッド車だけでなくスポーティなRSも用意している。現行モデルは個性の強いデザインが災いしてか苦戦しているが、実力派だ。
クロスオーバーSUVも人気だが、価格が張るのが悩ましいところ。が、ヤリスクロスはヤリスよりグッと使い勝手はいいし、ハイブリッド車は驚異的な燃費性能が自慢。4WDでなくても充分に楽しめる。
スタイリッシュなマツダのCX-30も狙い目だ。運転しやすく、ボディの大きさを持て余すことがない。
先進安全装備が充実し、4WD性能が高いのはアイサイト装備のクロストレックと先代のXV。遠出することの多い人や雪国の若者には絶大な安心感がある。
輸入車の新車は高いので中古車になる。ドイツ勢は割高だから勇気を出してフランス車やイタ車を狙うという手もある。
また、ヒョンデのインスターやBYDのドルフィンなどのBEVは、補助金が出ているため意外にもおすすめなのだ。
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