2026年5月登場予定のトヨタ ランドクルーザーFJでも採用されるラダーフレームは、時として本格派の代名詞のように扱われるが、モノコックを採用する本格クロカンがないわけではない。それぞれの特徴と中古で買えるフレーム車をご紹介する。
※本稿は2026年3月のものです
文:片岡英明/写真:トヨタ、日産、スズキ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年4月26日号
フレーム車のメリット&デメリット
一般的にラダーフレーム車はモノコック車に比べて乗り心地が悪いとともに、高速走行時の直進安定性に難があると言われている。
現代、あえてラダーフレームを採用する車種は本格派クロスカントリーモデルやピックアップトラックが多く、悪路での走破性や頑強さを重視した足回りのためという理由もある。
レクサス LXなどエアサスを採用したラグジュアリークロカンだと乗り心地もよく、高速巡航での安定性もモノコック車なみだ。
ラダーフレームからモノコックに!! ディフェンダーの決断
ランドローバー ディフェンダーは1948年デビューのランドローバー・シリーズIに端を発する。1990年にディフェンダーの名が付けられたが、ラダーフレームにアルミボディという基本構造は2015年に製造を終了するまで変わらなかった。
2018年にデビューした現代のディフェンダーは一転、新開発アルミモノコックに4輪独立懸架を採用。
これを軟弱化と見るかというと、ディフェンダーの悪路走破性は世界トップレベル。電制デバイスを活用し、極悪路もグイグイ走り切る。とはいえ、ロックセクションでの下回り強打にはちょっと気を遣う。
【画像ギャラリー】最近のモノコック車はじゅうぶんタフだけど……それでも気になる強靭で甘美なフレーム車の世界(18枚)画像ギャラリー頑丈だから安心!! 中古で狙うフレーム車たち
ラダーフレーム車は頑強だ。さらに、モノコックと異なり修復のしやすさもある。ちょっと古くなった中古車でも、ラダーフレーム車ならまだまだ安心して乗り続けられるのだ。
例えばジムニーならば現行型だと新車は納期が長く、中古車も値落ちが小さいが、15年落ちくらいの先代型の中古車ならばリーズナブルな価格で手に入る。車体にちょっと傷があったってクルマの性格を考えればさほど気にはならない。フレームがしっかりしていれば走行性能に問題はない。
純粋なフレーム車ではないが、ラダーフレームをモノコックと合体させたビルトインラダーフレーム式モノコックもフレーム車のメリットが活かされるので選択肢として狙い目だ。
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