愛車売るなら数十万円差も!? 査定前に絶対やるべき「5つの約束」

査定士がチェックするのは「履歴」。書類の有無で評価がわかれる

 整備記録簿や点検履歴のわかる書類も大切です。これらがしっかり揃っていることは適切にメンテナンスしてきた証拠となり、大きな加点要素になるからです。

 査定士は「このクルマをいくらで売れるか」だけでなく、「売ったあとにトラブルにならないか」というリスクも同時に確認しています。履歴が不明瞭な個体は、後の故障リスクを考慮して、査定額が控えめに算出されることも考えられます。

 もちろん修復歴や不具合を隠すのは厳禁。査定士の目はごまかせませんし、契約後に発覚すれば減額請求などのトラブルに発展しかねません。最初から正直に伝えることで信頼関係が築け、結果としてスムーズな価格交渉に繋げることができます。

整備記録や履歴は「安心して売れるクルマか」を判断する材料。見た目以上に評価に影響する(PHOTO:Adobe Stock_photostockatinat)
整備記録や履歴は「安心して売れるクルマか」を判断する材料。見た目以上に評価に影響する(PHOTO:Adobe Stock_photostockatinat)

売却タイミングは「価値が落ちる直前」を逃さない

 少しでも高く売るためには、タイミングも大切です。どんなに交渉を頑張っても、売却の時期を逃すと価格は伸びません。

 とくに影響が大きいのは、モデルチェンジと走行距離の節目です。フルモデルチェンジ/マイナーチェンジの発表があると旧型の相場は下落に動きます。また、年式では3年目(初回車検)や5年目(車検)、走行距離では5万km、10万kmといった区切りを超えると、査定評価は一段階下がる傾向があります。

 狙い目は「価値がガクンと落ちる直前」です。年式の節目であれば3~4か月前、走行距離であれば大台到達の手前で査定に出すのがいいでしょう。「価値が落ちる前に動く」発想でスケジュールを組むことで、数十万円の差に繋がることも考えられます。

モデルチェンジや走行距離の節目で価値は落ちる。「下がる前に動く」のが鉄則(PHOTO:Adobe Stock_buritora)
モデルチェンジや走行距離の節目で価値は落ちる。「下がる前に動く」のが鉄則(PHOTO:Adobe Stock_buritora)

「攻めの売却」を意識して!!

 きれいに掃除をしたうえで、複数社を競わせ、相場を把握し、履歴を整理して、最適なタイミングで動く。これら5つの約束を守ることができれば、相場上限の値が付く可能性は一気に高まります。

 クルマそのものの価値を変えることはできませんが、売り方次第でその価値を最大化することは可能です。愛車との最後のお別れを後悔しないものにするために、ぜひ「攻めの売却」を意識してみてください。

クルマの価値は変えられないが、売り方次第でその価値を最大化することは可能。売り方を意識して相場の上限を引き出そう(PHOTO:Adobe Stock_buritora)
クルマの価値は変えられないが、売り方次第でその価値を最大化することは可能。売り方を意識して相場の上限を引き出そう(PHOTO:Adobe Stock_buritora)
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