Q3:放置駐車と長時間駐車の基準は?(指定時間内でも摘発される? 計測方法は?)
●永岡弁護士の回答
放置駐車は時間の長短は関係なく、運転者が車両から離れ直ちに運転できない状態かどうかで判断されます。したがって、短時間であっても放置と評価されれば違反となります。
一方、時間制限駐車区間では、駐車後ただちに料金を支払わない場合や指定時間を超過した場合に違反となります。取締りは、駐車監視員等が現場状況や継続性を確認して行われます。
※時間制限駐車区間での放置駐車違反:違反点数2点/15,000円 駐停車禁止場所での放置駐車違反:違反点数3点/18,000円
【画像ギャラリー】知らないと損するかも!! お得に使える時間制限駐車区間の標識をチェック!!(8枚)画像ギャラリーQ4:貨物車用の枠に停めてもOK? その場合ルールは同じ?
●永岡弁護士の回答
貨物車「専用」と指定された枠に一般車両が駐車した場合、車種の条件に違反するため適法な利用とは認められず取締り対象となります。
これは単なる推奨ではなく、道路標識等に基づく法的な制限である場合が多く、荷捌き車両の円滑な利用確保を目的としています。そのため、一般車は貨物車専用枠を利用することはできず、他の駐車施設の利用が求められます。
※時間制限駐車区間における放置駐車違反:違反点数2点/15,000円 駐停車禁止場所での放置駐車違反:違反点数3点/18,000円
Q5:ぶつけられるなどの事故が発生した場合、時間内(有料)と時間外(無料)で過失割合は同じ?
●永岡弁護士の回答
過失割合は時間内か時間外かで直ちに変わるものではなく、適法駐車か違法駐車かが重要な判断要素となります。
通常、駐車車両の過失は小さいとされますが、時間外に規制が切り替わり駐車禁止となっていた場合には違法駐車と評価され、その態様や事故への影響の程度に応じて過失が修正される可能性があります。具体的な割合は個別事情により判断されます。
※適法駐車中の事故は、原則として駐車側の過失は0%と評価されることが多い。しかし、違法駐車中の事故は一定の過失が加算される(危険性の高い違法駐車は、さらに過失割合が不利に修正される場合あり)
【画像ギャラリー】知らないと損するかも!! お得に使える時間制限駐車区間の標識をチェック!!(8枚)画像ギャラリーQ6:駐車中の違反時に駐車監視員ではなくいきなり警察が取り締まることはあるのか?
●永岡弁護士の回答
警察官による直接取締りは日常的に行われています。駐車監視員は警察署長の委託を受けた補助者にすぎず、道路交通法上の取締り権限は警察官にあります。
そのため、パトロール中や通報に基づき警察官が違反を現認した場合には、監視員を介さずに反則切符を交付することもあります。実際の現場でもこのような直接取締りは一定程度行われています。
※放置駐車違反:違反点数2点/15,000円 放置駐車違反(駐停車禁止場所):違反点数3点/18,000円
ルールを理解し正しく活用!!
編集部内でも、曖昧な理解にとどまっていたルールや疑問、今回でしっかり解消できた。グレーだと思い込んでいた点も、調べてみると意外なほど白黒がはっきりしていることがわかった。
時間制限駐車区間は街中で頻繁に見かける身近な存在だからこそ、正しい知識を持ち、状況に応じて上手に活用してほしい。知らないままではもったいない、そんな制度なのだ。
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