雪道に強いミドルSUVといえば、日産エクストレイルとスバル フォレスターは外せない2台だ。エクストレイルは2025年8月改良で商品力を強化し、フォレスターも2026年5月改良で装備を充実。では、電動4WDのe-4ORCEとスバル伝統のシンメトリカルAWD、選んで幸せなのはどっちだ?
文/写真:ベストカーWeb編集
【画像ギャラリー】どちらの味付けを好む? エクストレイルとフォレスターの内外装をイッキ見!(14枚)画像ギャラリー電動感のエクストレイルか、最低地上高220mmのフォレスターか
エクストレイルの武器は、全車e-POWERによるモーター駆動の気持ちよさだ。X e-4ORCEは434万9400円で、WLTCモード燃費は18.1km/L。前後モーターを使うe-4ORCEは、加速だけでなく減速時の姿勢制御まで含めて4輪をコントロールするのが特徴だ。雪道でアクセルを踏んだ時のスッとした発進感、カーブでの安定感はかなり頼もしい。
一方のフォレスターは、全車AWD。なかでもXブレークS EXは452万1000円、WLTCモード燃費19.1km/Lで、価格と燃費のバランスがいい。全長4655mm、全幅1830mm、全高1730mmという扱いやすいサイズながら、最低地上高は220mm。ここはエクストレイルe-4ORCEの185mmに対して明確な強みだ。深雪、轍、キャンプ場の荒れた道など、地面との余裕が欲しい場面ではフォレスターが強い。
つまり、舗装路から雪道まで電動車らしい滑らかさで走りたいならエクストレイル。悪路や積雪路での余裕、SUVらしい安心感を数字で選ぶならフォレスターだ。
日常の快適さはエクストレイル、道具感と安心感はフォレスターが濃い
エクストレイルは2025年8月改良で、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムや、3Dビュー機能付きインテリジェント アラウンドビューモニターを用意した。内装の先進感、静かな走り、モーター駆動らしい上質さは、家族で乗るSUVとしてかなり魅力的。X e-4ORCEを軸にすれば価格もフォレスターのストロングハイブリッド系より少し抑えられる。
対するフォレスターは、2026年5月改良で1.8Lターボのツーリング系を追加し、ストロングハイブリッド系にはAC100V/1500Wを標準装備するなど実用面を強化した。さらに全車AWDで、X-MODEも備える。雪道に強いクルマを長年作ってきたスバルらしく、数字以上に「任せられる」感覚が濃い。
結論は、街乗りの静かさ、電動感、先進装備まで含めて選ぶならエクストレイルX e-4ORCE。雪道、悪路、アウトドアでの安心感を最優先するならフォレスターXブレークS EXだ。個人的な本命はフォレスター。理由はシンプル、最低地上高220mmとスバルAWDの組み合わせは、冬の相棒としてやっぱり強いからだ。
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