スズキ ソリオの最廉価グレード、HYBRID MG。価格だけを見れば魅力的だが、装備まで“安さ優先”では困ってしまう。ところが調べてみると、安全装備も日常装備も想像以上に充実していた。上級グレードとの差を洗い出し、本当にMGで十分なのか考えてみたい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ
【画像ギャラリー】さらにお安くなるソリオの2WDにはサブトランクまであるの!? (10枚)画像ギャラリー192万6100円でも左側電動スライドドア付き!
HYBRID MGのメーカー希望小売価格は、2WDが192万6100円、4WDが205万1500円。中間グレードのHYBRID MXより、それぞれ12万5400円安い。パワートレインは上級車と同じZ12E型1.2L 3気筒エンジン+マイルドハイブリッド+CVTで、WLTCモード燃費も2WDが22.0km/L、4WDが20.7km/Lと変わらない。
安いからといって、実用装備が空っぽというわけではない。後席左側ワンアクションパワースライドドアを標準装備し、閉まるのを待たずに施錠操作ができる予約ロック機能も付く。フルオートエアコン、キーレスプッシュスタート、リアシートのスライド&リクライニング機構なども標準だ。
安全装備も侮れない。交差点にも対応するデュアルセンサーブレーキサポートIIに加え、前後の低速時ブレーキサポート、パーキングセンサー、ハイビームアシストを装備。停止まで追従する全車速追従機能付きACCと車線維持支援機能まで備わる。“廉価版だから安全装備も最低限”という心配は無用だ。
快適装備の差は大きい! MGで十分なのはこんな人
もちろん、上級車との差はある。右側スライドドアは手動で、パーキングブレーキも足踏み式。電動パーキングブレーキやブレーキホールド、ACCの停止保持機能、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートは付かない。ヘッドランプはハロゲンで、MGにはLEDヘッドランプのメーカーオプション設定もない。
後席センターアームレスト、パーソナルテーブル、ロールサンシェード、前席シートヒーター、車内のUSB電源ソケットも省かれ、スピーカーはフロント2個のみ。後席を頻繁に使う家庭ならHYBRID MX、両側電動スライドドアや電動パーキングブレーキまで欲しいならHYBRID MZが有力だ。
一方、普段は1~2人乗車が中心で、電動スライドドアは左側だけで十分という人なら、HYBRID MGでも困る場面は少ない。安全装備や走り、燃費を落とさず、快適装備だけを割り切った賢い選択。ソリオの最廉価グレードは、想像以上に“使えるベース車”なのだ。
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