小さなボディに上質な内装、キビキビ走る電動パワートレーン。日産ノート オーラは、単なる上級ノートではなく“濃いコンパクト”として見ると面白い。輸入車MINIのように、サイズ以上の満足感を味わえる和製プレミアムコンパクトなのかを探る。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産
【画像ギャラリー】もはやセダン級の質感!? ノートオーラの細部へのこだわりがたまらん! (12枚)画像ギャラリー小さいのに安っぽくない! ここがオーラのうまさだ
ノート オーラの価格はGが282万1500円、Gレザーエディションが291万2800円。標準ノートより高いのは確かだが、見た目からしてただの兄弟車ではない。全長4045mmはノートと同じながら、全幅は1735mmへ拡大。フェンダーまわりに少し踏ん張り感が出て、コンパクトなのに妙に存在感がある。
この“ちょっと幅広で、ちょっと上質”という立ち位置がオーラのツボだ。大きなSUVほど威張らない。でも、普通のコンパクトカーより明らかに濃い。内装もツイード調クロスや木目調フィニッシャーを使い、派手すぎず上品。MINIのような遊び心全開ではないが、日本車らしい落ち着きと品質感で勝負している。
さらにBOSEパーソナルプラスサウンドシステムを選べば、運転席と助手席のヘッドレストにもスピーカーを備える8スピーカー仕様になる。小さな車内を自分だけのリスニングルームに変える装備で、このあたりはまさに“ちょっといい小型車”の楽しさだ。
走りの濃さはe-POWERでしっかり味わえる
和製MINIを名乗れるかどうかは、見た目や内装だけでは決まらない。走って楽しいか。ここが大事だ。オーラは第2世代e-POWERを搭載し、エンジンは発電、駆動はモーターが担当する。アクセルを踏んだ瞬間からトルクが立ち上がり、街中ではスッと前に出る。この反応のよさが実に気持ちいい。
WLTCモード燃費はGで27.2km/L。燃費のよさだけならライバルにも強敵はいるが、オーラの魅力は静かさと加速感を同時に味わえるところだ。全高1525mmの低めのフォルムも効いて、軽スーパーハイトワゴンやSUVとは違う身のこなしのよさがある。
2025年8月の一部仕様向上では、インテリジェント エマージェンシーブレーキの左右検知範囲を拡大し、後席リマインダーも全グレード標準設定となった。安全面も地味に進化している。
結論として、オーラはMINIのコピーではない。キャラの濃さやデザインの遊びではMINIに譲る部分もある。だが、小さくて上質、静かで速く、毎日乗ってちょっと気分が上がる。この条件で選ぶなら、ノート オーラは十分に“和製MINI”的な存在だ。
【画像ギャラリー】もはやセダン級の質感!? ノートオーラの細部へのこだわりがたまらん! (12枚)画像ギャラリー















コメント
コメントの使い方