ソリオ選びの決め手は電動パーキングブレーキ? 街乗りコンパクトの快適装備を再評価!!

ソリオ選びの決め手は電動パーキングブレーキ? 街乗りコンパクトの快適装備を再評価!!

 街乗り中心のコンパクトカーでも、一度使うと戻れない装備がある。電動パーキングブレーキとブレーキホールドだ。2025年1月に一部仕様変更を受けたスズキ ソリオは、この快適装備を上級グレードに採用。単なる便利装備なのか、それとも買いの決め手なのか?

文/写真:ベストカーWeb編集部

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対応グレードはHYBRID MZとバンディット HYBRID MVだけ

コンパクトな5ナンバーサイズで、ミニバン並みの広い室内空間と優れた燃費性能を両立
コンパクトな5ナンバーサイズで、ミニバン並みの広い室内空間と優れた燃費性能を両立

 まず注意したいのは、電動パーキングブレーキが全車標準ではないことだ。現行ソリオで採用されるのは、ソリオ HYBRID MZとソリオ バンディット HYBRID MV。HYBRID MGやHYBRID MXには備わらない。

 価格はHYBRID MZ 2WDが224万8400円、バンディット HYBRID MV 2WDが230万3400円。入口グレードのHYBRID MG 2WDは192万6100円だから、安さだけで見れば差はある。だがこの装備差は、毎日乗る人ほど効いてくる。

 電動パーキングブレーキは、スイッチ操作で駐車ブレーキを作動・解除できる装備。さらにブレーキホールドがあれば、信号待ちなどでブレーキペダルを踏み続けなくても停止状態を保ちやすい。右足の疲れが少なく、発進時もスッと動ける。渋滞や送迎、買い物帰りの市街地走行では、地味どころかかなりありがたい快適装備だ。

ACCの停止保持まで含めると価値はさらに大きい

見切りが良く小回りも利きやすいので運転がしやすい
見切りが良く小回りも利きやすいので運転がしやすい

 電動パーキングブレーキの価値は、単体のラクさだけではない。技術的には、駐車ブレーキを電動で制御できるからこそ、ACCの停止保持機能との組み合わせが成立しやすい。現行ソリオでは、アダプティブクルーズコントロールの「全車速追従機能・停止保持機能付」も、HYBRID MZとバンディット HYBRID MVに用意される。

 これが街乗りコンパクトではかなり大きい。高速道路だけでなく、流れが詰まりがちなバイパスや幹線道路でも、先行車に合わせて減速し、停止後も保持してくれる安心感がある。もちろん運転支援なので過信は禁物だが、運転の負担を軽くする効果は大きい。

 ソリオ自体も2025年1月改良でZ12E型1.2Lエンジン+CVTを採用し、全車マイルドハイブリッド化。WLTCモード燃費は2WDで22.0km/Lだ。全長3810mm、全幅1645mmの扱いやすい5ナンバーサイズに、スライドドアと広い室内を備えるだけでも強い。そこへ停止保持付きACCと電動パーキングブレーキが加わると、日常車としての完成度はグッと上がる。

 結論として、ソリオの電動パーキングブレーキは買いの決め手になりうる装備だ。安く買うならHYBRID MGやHYBRID MXも魅力的。でも、毎日のラクさ、安全支援の充実、長く乗った時の満足度まで考えるなら、HYBRID MZかバンディット HYBRID MVを選ぶ理由はかなり濃い。

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