福祉車両と聞くと「買うには特別な手続きが必要なのでは?」などと思いがち。しかしダイハツ タントのフレンドシップシリーズは、家族の送迎、親の通院、将来への備えまで誰でも使える現実派。しかも対象車は消費税非課税という大きなメリットもある。軽スーパーハイトの本命タントが、福祉車両でも強い理由を見ていこう。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】助手席はパワーシート!! タント福祉車両がコレ(7枚)画像ギャラリーウェルカムターンシートは“乗り降りが不安”に効く現実解
タントの強みは、なんといっても大開口のミラクルオープンドアだ。助手席側のセンターピラーをドアに内蔵することで、前後ドアを開けた時の開口部が大きい。そこに福祉車両の発想を組み合わせたのが、タントウェルカムターンシートである。
助手席シートが乗り降りしやすい角度に回転し、ラクスマグリップと合わせて乗降をサポートする。足腰に不安のある親を乗せる時、普通のシートだと「腰をひねる」「足を持ち上げる」という動きが意外に大変だ。ウェルカムターンシートなら、その負担をグッと減らせる。
価格はL 2WDで153万5000円、X 2WDで167万5000円、カスタムRS 2WDで197万円から。いずれも消費税非課税だ。さらに、車いすの積み下ろしをサポートするパワークレーンも標準装備。普段は普通のタント感覚で使い、必要な時だけ乗降サポートが効く。この“いかにも福祉車両すぎない”ところが、タントのうまさだ。ちなみに助手席が電動で車外へ昇降する「ウェルカムシートリフト」という仕様も存在する。
スローパーは車いす移動に強い!! 非課税メリットも見逃せない
より本格的に車いすでの移動を考えるなら、タントスローパーだ。リアからスロープを展開し、電動ウインチで車いすの乗り込みをサポートする。介助する人の力まかせになりにくく、通院やデイサービスの送迎にも向く。車いすに乗る時、乗らない時で室内をアレンジできる点も、軽自動車としては大きな武器だ。
価格はL 2WDで165万5000円、X 2WDで181万円、Xターンシート仕様 2WDで191万円、カスタムRS 2WDで208万5000円。こちらも消費税非課税となる。なお福祉車両は、購入自体に特別な資格が必要なクルマではない。個人でも法人でも選べる。ただし自治体の助成や自動車税関連の減免は、使用者や用途、地域によって条件が異なるため確認が必要だ。
タントの福祉車両が強いのは、ベース車の出来が福祉用途と相性抜群だからだ。背が高く、開口部が広く、スライドドアで狭い場所でも乗り降りしやすい。そこに回転シートやスロープを組み合わせるから、日常の移動が一気にラクになる。親のためだけでなく、自分たち家族の将来の安心まで含めて考えられる1台。タントの懐、やっぱり深い!
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