ホンダ WR-Vは、214万9400円から狙える価格の安さが魅力のコンパクトSUVだ。見逃せないのが荷室の広さ。5名乗車時で458Lという大容量ラゲッジを持ち、家族の買い物、旅行、アウトドアまでしっかり受け止める実力派なのだ!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ラゲッジこんな広いんか!! しかもカクカク室内で荷物載せやすいゾ(6枚)画像ギャラリー5名乗車で458L! 後席を使ったまま荷物がしっかり積める
WR-Vの荷室容量は5名乗車時で458L。これはライバルと比べてもかなり立派だ。たとえばトヨタ ヤリス クロスは大容量ラゲージを売りにする人気SUVだが、公表値ベースでは約390L級。ホンダ ヴェゼルはセンタータンクレイアウトによるフラットな荷室や後席チップアップ機構が魅力だが、容量そのものは約335~341L級とされる(※グレードやデッキボード位置によって違いあり)。
単純なリッター数で見れば、WR-Vの458Lはかなり強い。家族で後席を使ったまま、荷物をたっぷり積みたいなら、この差はけっこう効く。
たとえば週末のまとめ買い、子どものスポーツ用品、ベビーカー、帰省の荷物。こうした家族の荷物は、意外と大きく、形もバラバラだ。WR-Vは荷室長が5名乗車時で840mm、荷室最大幅が1350mm、荷室床面最小幅も1020mmを確保する。奥行きと幅に余裕があるため、普段使いの荷物ならかなり飲み込んでくれる。
開口部荷室高は882mm。背の高い荷物を入れやすいのもSUVらしい強みだ。価格の安さばかりが注目されがちなWR-Vだが、実用性はかなり本気。安いから荷室が狭い、というタイプのクルマではない。
後席を倒せば長尺物もOK! 遊び道具まで受け止める
WR-Vの荷室は、後席を倒すとさらに使い勝手が広がる。2名乗車時の荷室長は2181mm。ホンダ公式では27インチ自転車、約170cmのサーフボード、4名分のアウトドア道具、21インチと25インチのスーツケース各2個の積載例も紹介している。家族旅行だけでなく、趣味の道具を積みたい人にも向くクルマだ。
もちろん、荷室の広さだけでクルマの価値が決まるわけではない。WR-Vは1.5Lガソリン+CVT、FFのみというシンプルな構成で、WLTCモード燃費はXが16.4km/L、Z/Z+系が16.2km/L。ハイブリッドSUVのような低燃費ではないし、4WDも選べない。だが、その割り切りによって、Xは214万9400円、Zは239万8000円、Z+は254万9800円という買いやすい価格を実現している。
つまりWR-Vは、燃費や電動感で勝負するSUVではない。価格、サイズ、荷室、見た目の力強さで勝負するSUVだ。特に家族目線で見ると、後席を使ったまま大きな荷室が残るメリットは大きい。子どもを乗せて、荷物も積んで、週末にどこかへ出かける。そんな使い方にハマる。
結論として、WR-Vの荷室は本当に広い。しかも、数字だけでなく日常の使い勝手に効く広さだ。安くて広くて、見た目もSUVらしい。家族の道具グルマとして選ぶなら、WR-Vはかなり現実味のある1台である。
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