ATじゃ終われない! 締めはやっぱり「3ペダル」でしょ! 肩肘張らずに乗れるMT車4選

「商用車のイメージを覆す走りの軽バン」 ホンダ・N-VAN

ATじゃ終われない! 締めはやっぱり「3ペダル」でしょ! 肩肘張らずに乗れるMT車4選
積める、使えるが感じられる機能美を追求したエクステリア。ジュラルミンのスーツケースをモチーフにしたサイドの3本ビードが特徴。ハイルーフの他にロールーフもあり

  「Norimono(のりもの)」の「N」を由来とし、いろいろなカタチで日本のスタンダードを作ってきたホンダのNシリーズ。その中で軽バンの新基準を目指して開発されたのがN-VANだ。

 フォルムはN-BOXに似ているが中身は別物。働く人のためのクルマに仕立てられている。

 N-BOXのプラットフォームをベースにしながら商用向けに専用設計。「どれだけ積めるか」だけでなく「どう積めるか」を追求し、助手席側をセンターピラーレスとしてテールゲートからも助手席側からも荷物の積み下ろしができる「ダブルビッグ大開放」が生み出された。

 さらに、後席だけでなく助手席にもダイブダウン機構を採用し、広々としたフラットなフロアを実現している。

 商用ユースながら走行性能も追求。荷物を積載してもストレスなく走れ、長時間の移動でも快適なよう高効率のパワートレインを採用。N-BOXで採用される高効率の自然吸気エンジンを商用車用に最適化し、休日のレジャーでもドライブが楽しめるようターボエンジンも搭載された。

 ミッションはCVTが基本だが、自然吸気には軽バン初の6MTを設定。S660用をベースにした6MTをFF/4WDに対応させつつワイドレンジ化し、低速域での力強い走りと高速域での静かで快適なクルーズを可能にした。

 商用バンというと、完全な仕事グルマで退屈なイメージがある。しかしN-VANなら、仕事だけでなく運転の楽しさも味わえること間違いなしだ。

「気軽にMTを満喫できるコンパクト」 スズキ・スイフト

ATじゃ終われない! 締めはやっぱり「3ペダル」でしょ! 肩肘張らずに乗れるMT車4選
大型化するコンパクトカーも少なくないなか、3860×1695×1500mmという5ナンバーサイズを堅守。ボディ全体のラウンドした動きを表現したスタイリングが先進的だ

 平成のボーイズレーサー、スイフトスポーツ。2025年2月に惜しまれつつ生産終了となったが、痛快な走りは今でも多くのファンを魅了している。

 しかしその一方、実際に所有するとなると見た目はちょっと派手だし、いかにもといった感じがして気後れしてしまう人もいるはずだ。

 しかし、現行スイフトならそんな悩みも解消できる。2023年にモデルチェンジした現行は、歴代モデルが培ってきたデザイン性と走行性能に「クルマと日常を愉しめる」という新たな価値を付与。

 扱いやすさを考慮したパッケージングを軸に、先進的なエクステリアデザインやドライバーとの一体感を高めるインテリアデザイン、最新の安全技術などを採用した。

 パワートレインは1.2リッター直3のZ12Eで、純ガソリン仕様の他にモーターを組み合わせるマイルドハイブリッドも用意する。

 組み合わされるミッションはCVTが基本だが、ハイブリッドには5MTの設定もあり。国内でマイルドハイブリッドに5MTが組み合わされるのはこれが初めてで、軽やかなシフトフィーリングとともにフリクション低減により低燃費性や静粛性も高めている。

 現行スイフトの5MT車はスポーツグレードでもなければハイパワーなエンジンでもない。しかし、920kgという軽さもあり走りは軽快。まさに肩肘張らずに乗れるMT車の代表といえよう。

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