EV計画の見直しによって、上場以来初の赤字決算となったホンダ。「0シリーズ」の一部が開発中止となるなどの影響が出ているなか、カナダで計画していたEV工場と電池工場の建設を無期限で凍結するという。ホンダの北米戦略の行方は!?
※本稿は2026年5月のものです
文:片岡英明、ベストカー編集部/写真:ホンダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年6月26日号
ホンダEV計画見直しの余波は海外にも
ホンダが、カナダで計画していた電気自動車(EV)工場と電池工場の建設を無期限で凍結する方向で調整に入ったと大手経済紙などが一斉に報じました。
●片岡氏のコメント
ホンダは2024年にカナダのオンタリオ州にEV工場と電池工場を建設すると発表した。投資額は150億カナダドルで、当初は2028年の稼働を予定していたのだ。だが、トランプ政権の関税政策に揺さぶられ、2025年5月に2年程度の延期を発表している。
それから1年、今度はEV需要の減少もあってEV専用工場の建設計画を無期限で凍結する方針であると報じられたのだ。ホンダは2026年3月期の最終損益、4239億円の赤字となっている。上場して70年で初めて赤字へと転落した。
この先はEV事業を縮小してハイブリッド車に社運をかけるというが、政治情勢は目まぐるしく変わっている。すぐに状況はラクにはならないだろうが、踏ん張ってほしいね。
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