2025年10月に実施された大幅改良から約9ヶ月が経過した今も、スズキのクロスビーが絶好調だ。愛嬌のあるスタイルはそのままに、パワートレインから安全装備、利便性に至るまで、もはやフルモデルチェンジ級と呼べる劇的な進化を遂げた。2026年の今だからこそわかる、このコンパクトSUVが指名買いされ続ける本当の理由に迫る。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】マイチェンで姿だけじゃなく使いやすさも向上!? クロスビーの多機能ぶりを見て!(9枚)画像ギャラリー心臓部を刷新して2WDも走破性アップ! 走りと低燃費を両立したパワートレインの衝撃
2017年の誕生以来、独自のポジションを築いてきたクロスビーだが、2025年10月の大改良でその中身は驚くほど生まれ変わった。最も大きなトピックは、従来の1L 3気筒直噴ターボから、新開発のZ12E型 1.2L 3気筒マイルドハイブリッドエンジンへとパワートレインを刷新した点だ。
最高出力は80ps、最大トルクは108Nmとなり、トランスミッションも従来の6速ATから効率に優れたCVTへと変更された。ターボならではの爆発的な加速力こそ抑えられたが、最新マイルドハイブリッドによる極めて滑らかな発進と、静粛性の高さは特筆ものだ。
さらに驚かされたのが、これまで4WD専用装備だったスポーツモードやスノーモード、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールといった走行モードが、2WD(FF)車にも採用されたことだ。ロードクリアランス(最低地上高)180mmという本格SUV顔負けのスペックと相まって、2WDでも泥道や雪道を安心して走れるようになった。
燃費性能は2WD車で22.8km/L、4WD車でも21.0km/L(ともにWLTCモード)と、旧型の18.2km/Lから大幅に向上している。この経済性の高さと、あらゆる路面に対応する走りの安心感こそ、発売から時間が経ってもユーザーを惹きつけてやまない大きな要因だ。
電動パーキングに最新安全DSBSII! クラスを超えた充実のアップデート
クロスビーが売れ続ける理由は、パワートレインの進化だけにとどまらない。日常の使い勝手を劇的に向上させる先進の快適装備が、これでもかと盛り込まれた点にある。
上級グレードのハイブリッドMZには、待望の電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド付)が採用された。信号待ちや渋滞時でのドライバーの足元の負担を大きく減らしてくれるこの機能は、今の新車選びにおいて外せないポイントだ。
さらに、寒い冬場に嬉しいステアリングヒーターや、コネクティッドサービスのスズキコネクトへの対応、スズキ国内初となる7インチカラーメーターディスプレイの標準装備など、もはやマイナーチェンジの域を完全に超えている。
安全性能も一級品だ。衝突被害軽減ブレーキには、スズキ最新のデュアルセンサーブレーキサポートIIを全車標準装備。交差点での歩行者や自転車、右折時の対向車まで検知できるようになり、安全への信頼感は格段に高まった。
エントリーグレードのハイブリッドMX(2WD車)は215万7100円、最上級のハイブリッドMZ(2WD車)は233万5300円と、200万円台前半でこの充実装備だ。ただのおしゃれなクルマではなく、最新技術をこれでもかと詰め込んだ中身の濃さがあるからこそ、発売から9ヶ月が経った2026年の今も、指名買いされる実力派として君臨しているのだ!
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