愛車はずっとノアとヴォクシー。長年乗り継いできた
近社長の愛車はずっとノアとヴォクシーだったそうだ。
「Cセグミニバンの進化って凄いじゃないですか。例えばノアならキャブオーバーのライトエースノアからFFのノアになって、CVTが採用され、ハイブリッドができて、ボディ剛性も飛躍的に高まりましたね。
当時のノアは、サングラスホルダーにミラーが付くオプションがあって3列まで全部見えるんですね。当時我が家はチャイルドシートが3つあったこともあって、子どもたちの声や音がしないと不安なんですよ。シートベルトが首に巻きついてるんじゃないかとか、でもあのミラーがあると様子が見えて安心できたんですよ」
近社長のミニバン愛は本物だ。次期ノア/ヴォクシーには相当期待していいんじゃなかろうか。
クルマが大好きでラリーチャレンジに86で出場経験もあり!
近社長はクルマが大好きだ。「ヘタなんですが、運転が大好きなんです」と語る。愛車はGRヤリスの6MTだが、社長に就任後、2カ月に1度ほどテストコースで凄腕技能養成部のメンバーから運転訓練を受けているという。
昨年のラリーチャレンジ富士山すそのにドライバーとして出場し、熱い走りを見せ、周囲から「近さんやるね!」と驚かれたりもした。
「SS(スペシャルステージ)に鋭角コーナーがあって、サイドブレーキ引いて回るんですよね、みんな。僕それできなかったんで。グリップ走行していました。そしたら当時(豊田)大輔くんに『グッと引けばキュッといきますよ』と言われたんですけど。上手な人みんなそうじゃないですか。どうやったらキュッといくんだろうと思いましたね(笑)」
凄腕のメンバーから受ける運転訓練では「86が多いんですが、ヒ―ル&トゥの時もありますが、回転数をしっかり合わせるといった訓練をします。やっぱり楽しいですね。ガクッとならずにつながると」と楽しそうに教えてくれた。どうやら86でサイドターンをきめるべく特訓中なのかもしれない。
そうなると、“キュッ”とサイドターンを決められるようになった近社長の走りはいつ見られるのだろうか? 「ラリーチャレンジは今度いつ出場されるのですか?」 と水を向けると
「ぜひチャレンジしたいですね!」と力強い答えが返ってきた。
豊田章男会長のアドバイスを胸に現場を回る
この4月に社長になった時に豊田会長からアドバイスがあったという。
「現場の心を大事にしなさい。そして、わからないことは現場で聞きなさい。新米社長なんだからわからなくて当たり前。現場で聞いてどんどん吸収すればいい」
このアドバイスは効果てきめんで、元々現場が好きな近社長は、ますます現場が好きになったという。現場を回るたびにトヨタの現場力は大したものだと感心するという。彼らがどうすれば次のチャレンジをしていけるかに耳を傾け、背中を押すことが自分の役割だと話す。
その一方で、その現場力が最大限発揮できるよう、TPSを突き詰めていきたいという。管理、間接はもう少し伸ばせる余地があるのではとも考える。現場が好きな人は現場の課題がすぐに浮き彫りになって見えるようだ。
前社長の佐藤恒治副会長が株主総会で面白いことを言っていた。「豊田(章男会長)は『運転するのが好きな人』私は『クルマをつくるのが好きなクルマ好き』そして近は『クルマをつくる人が好き』なのだと思います」 決して派手ではないけれど、現場が好きで、人間が好き。少し涙もろくて、お金に明るく謙虚な人。何よりクルマが大好きな近健太社長をもっと知りたくなった。
【画像ギャラリー】写真からもわかる「クルマ好き社長」のDNA!! トヨタ 近社長のお人柄も伝わってくるぞ!(5枚)画像ギャラリー







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