2026年1月に大幅改良された三菱デリカD:5では、予約注文の83%が最上級グレードのPに集中した。車両本体価格は494万4500円。もはや500万円級の高級ミニバンだ。それでも選ばれるPには、価格に見合う魅力があるのか? 装備差から本命度を探ってみたい!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ホイールの色が最大の違い!? これだけ見ると最上級グレードじゃないホイールかっこよくないか!?!?(6枚)画像ギャラリー約7000台の予約注文でPが83%を占めた!
新型デリカD:5は、2025年10月30日の予約開始から2026年1月8日までに約7000台を受注した。月販計画2000台に対して約3.5カ月分という好スタートだが、驚くのはその内訳。Pが83%を占め、Gパワーパッケージは14%、最安のGはわずか3%だった。
Pの価格は494万4500円。上級グレードのGパワーパッケージは474万6500円だから、差額は19万8000円だ。全車とも2.2Lクリーンディーゼル+8速AT+4WDを採用し、S-AWCや4つのドライブモードも共通。Pだから走りが速くなったり、悪路性能が高まったりするわけではない。
違いは装備と仕立てだ。Pではドアミラーとドアハンドルをブラック化し、18インチアルミホイールもブラック+切削光輝仕上げを採用。室内には撥水機能付きスエード調素材と合成皮革を組み合わせた専用シート、カーキ色のステッチ、ルーフビームガーニッシュ、アルミペダルが備わる。見た目にも触れた感触にも、「いちばん上」を感じさせる内容だ。
実用装備ならGパワーパッケージでも十分だが……
安全装備の差も見逃せない。Pは後側方車両検知警報システムと後退時交差車両検知警報システムを標準装備。大柄なデリカD:5で車線変更するときや、駐車場からバックで出るときの安心感を高めてくれる。Gパワーパッケージでもセットオプションとして選べるが、Pなら最初から込みなのがわかりやすい。
一方、Gパワーパッケージにも電動サイドステップ、エレクトリックテールゲート、運転席パワーシート、前席シートヒーター、ステアリングヒーターが標準装備される。日常の便利さを重視するだけなら、こちらで不足は少ない。コストパフォーマンスではGパワーパッケージが一枚上だ。
ただし、Pとの差は車両価格の約4%。撥水シートや安全装備、専用の外観まで含めて19万8000円なら、長く乗るほど納得しやすい。予約購入者には装備に妥協したくない熱心なデリカファンが多かった点を差し引いても、Pが本命なのは確かだろう。価格優先ならパワーパッケージ、買った後の満足感まで欲張るならP。83%という数字にも納得だ。
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