堂々たるボディと本格クロカンらしいタフさが魅力のランドクルーザー250。ただ、その巨体ゆえに高速道路では「本当に余裕を持って走れるのか?」と気になるところだ。では、速度域が高まっても快適さや扱いやすさは保たれるのか!? 愛車を長距離で走らせ、加速感や乗り味、燃費まで含めた高速巡航での実力を確かめてみた!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】高速道路でも余裕そうなランクル250のショットを大公開!(11枚)画像ギャラリーランクル250で120km/h巡航は余裕!?
ランクル250は鈍重で加速が悪い!? となれば新東名区間を120km/h巡航するのは辛いのか。愛車で実際にテストしたので本音レポートする。併せて、動的面のマルバツや実燃費もチェック。はたして結果は……。
購入したのは最上級グレードのZX。搭載するパワートレーンは2.8L直列4気筒ディーゼルターボで最高出力204ps・最大トルク500Nmを発生。「これだけあれば大丈夫だろう」と想像していたが、結論から言えばその通り。
本線への合流でグッと踏み込むとトルクフルに加速、120km/hまですぐさま到達した。アクセルを緩めると、多段ギアの8速ATによって120km/h巡航時でも2000回転以下をキープ。最大トルクを1600回転で発生するため、追い越しを行ってもよほど踏み込まない限りはキープシフトで加速できる。ガソリン車だと話は変わるが、ディーゼル車は高速域でもノンストレスに走れると実感した。
意外な良さは硬めの乗り味にある。路面のうねりを超えるとすぐに揺れが収まるので酔わない。ランクル300の高級車っぽい感覚はないものの、むしろ好む方が多そうなドライブフィール。とはいえ、一般的なSUVよりは乗り心地が悪い。フレーム車特有のブルブル感は出るし、突き上げだって内臓に響くほど。
だが、モノコックの生活四駆車と比較するのはお門違い。オフロードを主戦場に置くクロカンモデルにしては快適、という話であり、ランクルネスにコンフォートというキーワードは入っていない。むしろ、悪路をガンガン走れるポテンシャルを秘めながら、舗装路をこれだけ普通に走れる実力を称えるべきだろう。
2.4tの巨体で14.4km/L! 電動パワステ&運転支援も想像以上
シリーズ初採用となる電動パワステ。操舵時のリニアさが一段と増し、レーンチェンジ時の違和感もなし。GA-Fプラットフォームの剛性を操舵でしっかりと感じ取れる。静粛性も意外と悪くない。300系には及ばないものの、価格相応の遮音対策を施してある。
運転支援システムはTSS3.0をベースとしたもの。システム起動はワンタッチで使いやすく、加減速&操舵制御に安心感あり。アドバンストドライブ(渋滞時支援)やレーンチェンジアシストを備えるほか、ステアリング保持検出センサーに静電容量式を採用。ハンドル保持を促す警告が無闇に出ないのはありがたい。
約640km走行して実燃費は14.4km/L。高速ドライブが大半だったとはいえ、車重2.4tの巨体が出した結果としては大満足である。カタログ値(WLTCモード)の11.0km/Lを大きく上回った。燃料タンク容量は80Lなので、掛け算するとワンタンクで1150km走れることに。軽油でランニングコストが安くつくうえ、給油の手間も少なくて済むとはなんと優秀か。
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