ドライバーはどう防衛策をとる?
「オービスに捕まりたくない!」というドライバーにとって、最大の防衛策は何か。
高価なレーダー探知機を買うこと? スマートフォンのオービス情報アプリを入れること? もちろん、こうした機器やサービスを安全運転の補助として利用する方法はある。
しかし、可搬式オービスが増えている現在、固定式オービスの位置だけを覚えて走る方法では十分とはいえない。道路脇に予告看板がなくても取り締まりはできるからだ。
結局、最も確実な方法は「常に制限速度を意識する」ことである。
特に注意したいのが、流れのいい幹線道路から制限速度の低い道路へ入った時だ。体感速度が狂い、本人にそれほど飛ばしている意識がなくても速度が高くなっていることがある。
また、生活道路や通学路は歩行者や自転車との距離が近い。ここでの速度超過は「捕まる、捕まらない」以前に、事故を起こした際の危険性が大きい。
オービス情報を表示するカーナビやアプリを利用するのであれば、「取り締まりを避ける道具」ではなく、「速度を確認するきっかけ」として活用したい。
そして「自動速度取締機設置路線」の看板を見かけた時には、「この先だけ速度を落とせばいい」と考えるのではなく、「自分の速度は適切か?」と確認する習慣をつけるのが一番だ。
編集部まとめ
固定式オービスの手前でよく見かける「自動速度取締機設置路線」などの予告看板は、法律で一律に設置が義務付けられているものではない。したがって、看板がないからといって速度取り締まりができないわけでもない。
固定式オービスで事前告知が行われてきた背景には、運転者を撮影することへの配慮に加え、ドライバーに速度を落とさせるという大きな意味がある。
そして現在は、場所を移動できる可搬式オービスの普及によって、予告看板のない場所でも取り締まりが行われるようになった。「看板がある場所だけ速度を落とせば大丈夫」という時代では、もはやないのだ。
オービスはドライバーを捕まえること自体が最終目的ではない。速度を抑制し、重大事故を防ぐための装置である。
そう考えると、道路脇の「自動速度取締機設置路線」の看板は、ドライバーに対する警告であると同時に、「ちょっと速度を確認してみて!」という交通安全のメッセージなのである。
【画像ギャラリー】可搬式(移動式)オービスは設置場所の事前告知はなし?(6枚)画像ギャラリー







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