2026年9月17日から幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ(TGS)」。コントローラーなどの周辺機器を展開するHORIが、トラックのドライビングシミュレーターを開発。ホビーではなく、教習用の本格的なシミュレーターなのだ!!
※本稿は2026年10月のものです
文、写真:大音安弘
初出:『ベストカー』2026年11月10日号
HORIがトラック教習用シミュレーターを開発
新たな取り組みを発表したのは、ゲーム関連商品を展開するHORIだ。なんと「ジャパントラックドライビングシミュレーター」を企画・開発し、お披露目。
これは遊び用のものではなく、教習用シミュレーターというのが特徴。日野自動車とのコラボにより、車両データやエンジン音のサンプリングなど開発過程で全面協力を得たという。
さらに運転教習の監修を指定自動車教習所に行ってもらっており、教習の内容もリアル。実際にプレイしてみると、実車を操った気分に浸れた。
開発の基となったのは、長距離トラックの運転ゲームソフト向けのコントローラー開発がきっかけ。ステアリングに加え、シフトやペダル、トレーラー向け機能操作ボタンまで再現した本格派だ。そのため、教習に使いたいという物流企業からの問い合わせがあったことが誕生のきっかけになった。
そのニーズの背景には、特定技能外国人の受け入れが自動車運送業分野に拡大されたことがある。海外での研修に導入し、日本の道路事情や交通法規を学ぶことにも活用されるわけだ。
展示の3面モニター付きのものだけでなく、ノートPCの小型版もあるが、いずれも現実的な価格なので、導入する企業も多そうだ。
残念ながら、自動車系ゲームは減少している。教習ニーズもあるため、今後も大型車や特殊車両がゲームの種となるかもしれない。
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