走り込みをするのはスポーツカーだけではない!!
こうした、ニュルなどのサーキットで走り込みをするのは、目標性能の高いスポーツカーがほとんどですが、一般的な乗用車でも、各メーカーが所有するテストコースに加え、日常使われるシーンを想定し、一般道や高速道路、ワインディングなどはもちろんのこと、さまざまな気象条件下の路面で、徹底的な走り込みが行われます。
クルマはユーザーの手に渡った後、さまざまな環境条件のもとで、使用されることになります。渋滞の多い道を頻繁に走る人、高速道路を使用する人、未舗装路やうねった道などの悪路を走る人など、販売先の国や生活様式によっても、クルマの使われ方は大きく変わります。
多少厳しい条件下であっても、クルマは絶対に不具合を起こしてはなりません。そのため、レーシングカーではない一般的な乗用車の場合は、「どんな環境であっても、クルマが壊れずに、安定したパフォーマンスを発揮できるクルマであること」が主な目的です。特に、タイヤに関しては、非常に奥が深い世界です。それはまた別の機会にご紹介したいと思います。
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