ダイハツロッキー/トヨタライズ
通称名「ヤリス」の販売台数は、ヤリスとヤリスクロスの合算だが、ライズの販売台数は、ロッキーと分離されている。ヤリスとヤリスクロスは明らかに別のクルマだけど、ロッキーとライズは完全な兄弟車。
つまり、通称名の分け方によっては、ロッキー/ライズは、今年の登録車ベストセラーなのだ。一番売れてるクルマななんですよ!デザインは可もなく不可もなく、1000ccターボエンジン+CVTのパワートレインにも、特に凝った部分はない。
でも、このなんてことなさが実にイイというか、癒されるというか……。乗ってて可愛くなってくる。
一番売れてて心が和むロッキー/ライズを10ベストカーに! と叫んでも無意味なことはわかってますが、なんとなく叫びたくなるなぁ。
トヨタ ハリアー
ベースは前回カーオブザイヤーに輝いたRAV4だから、中身がしっかりしていることは言うまでもない。
そのうえで、ハリアーはとってもスタイリッシュだ。インテリアの質感の高さにもビックリする。外観も内装もとにかくカッコいい。もちろんSUVというカテゴリーもイケてる。いま一番イケてる国産車、それがハリアーなのだ!
そんなイケてるクルマが『10ベストカー』に入らなったのは、なんだか残念じゃないですか。カッコよさもクルマの重要なファクターなのですから。
カッコよさを重視してハリアーを『10ベストカー』に! と言っても誰も耳を貸しませんね。ハイ。すいません。
ホンダ アコード
新型アコードは、どこのメーカーのクルマだかもよくわかんない感じだし、日本では明らかに謎なセダンではありますが、乗るとこれが実にイイんです。
乗り心地はしっとりしなやか、ハイブリッドの走りもイイ。デザインだってよく見りゃとってもカッコいい。
かつてアコードと言えばカーオブザイヤーの常連でもあった。そんなクルマが一顧だにされず落選。涙が出るじゃないですか。諸行無常よのう。救いはないのか……。ないですね。
VW Tクロス
このクルマ、乗ると実にイイ。目立つところはないけど、ホントにイイんです!1000ccターボエンジンのパワー/トルクフィールは実に痛快。
VWポロやアウディA1の1000ccターボは95馬力しかないけど、Tクロスのソレは116馬力で、はるかにパワフル。ビックリするほど気持ちいい。
足回りもスバラシイ! しなかやにスポーティでSUVの腰高さをまったく感じさず、地面に張り付いたように走ります!
だから『10ベストカー』に入れろと言うのも何ですが、今年出た輸入車の中では「欲しいものリスト」のかなり上位に来るんだけどなぁ~。
シトロエン ベルランゴ
「ちょっと大きいカングー」なベルランゴ。こういうクルマとディーゼルの組み合わせって、やっぱ最高なんですわ! トルクフルな走りに和みます。
インテリアもシトロエンらしく夢いっぱいのアバンギャルドさ。こんなのをファミリーカーにしたら、人生が楽しくなりそうだなぁ。こういうのを1台入れてくれても良くないですか? ダメですか。無念。
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