2019年12月末の世帯当たり軽四輪車の普及台数は100世帯に54.40台となっている。特に一家に1台ではなく、ひとり1台という地方都市では生活の足としてなくてはならない存在だ。
しかし近年、軽自動車は200万円することが珍しくなくなっており、コンパクトカーのほうが安い……なんてモデルまである状態だ。
そんな高額化している軽自動車だが、今後導入される2030年度燃費基準を受けて、その価格がさらに上昇する恐れが出てきた。何が原因で価格の上昇が起きるのか? また軽自動車がその独自性を守り生き残るためには何が必要なのか? 考察していく。
文/渡辺陽一郎
写真/TOYOTA、HONDA、DAIHATSU、編集部
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