ファイヤードラゴン復刻決定! 80年代ラジコン世代におススメだ!!

■残るドラゴンシリーズ「サンダー」と「セイント」はいつ来る?

サンダードラゴン(1988年発売)。前年に発売されたサンダーショットと同じシャーシに搭載されていた。フロントはダンパーを寝かせたモノタイプとして、ボディデザインのノーズ低さを強調した
サンダードラゴン(1988年発売)。前年に発売されたサンダーショットと同じシャーシに搭載されていた。フロントはダンパーを寝かせたモノタイプとして、ボディデザインのノーズ低さを強調した

 その後、マンガの中盤を過ぎるとドラゴンシリーズ3作目「サンダードラゴン」が、そして終盤にはシリーズ4作目「セイントドラゴン」が登場する。

 なお、セイントドラゴンは「ラジコンボーイ」の中では白地に青のラインであったが、同作者の続編マンガ「ラジコンリッキー」にて、白地に赤いラインの入ったデザインで、2WDのセイントドラゴンとしても再登場している。

同じ作者の後継作品「ラジコンリッキー」に登場したのが、白に赤いラインのセイントドラゴン。マッドキャップのシャーシを使った2WDのモデルとして発売された
同じ作者の後継作品「ラジコンリッキー」に登場したのが、白に赤いラインのセイントドラゴン。マッドキャップのシャーシを使った2WDのモデルとして発売された

 ファンとしては、サンダードラゴン、セイントドラゴンは再販されるのか、は非常に気になるところだが、「スーパードラゴン(2020年11月)」、「ファイヤードラゴン(2021年予定)」に続いて、商品を立て続けに出すことは、ユーザーの「飽き」や「資金不足」につながるかも知れない。

 さらには、ノスタルジック商品に頼った戦略は、旧来ファンの呼び戻しにはなるかも知れないが、新規顧客の目を惹くような(例えば復刻版を手に入れたお父さんと一緒に遊ぶ、現代の子供向けの商品など)、新製品を売らなければ将来にはつながらない。

 それらを考慮すると、例えば、1年くらい間を空けて、新規商品と絡ませながら1台ずつ復刻させる程度が良いのでは、と筆者は考える。2021年末にサンダードラゴン、2022年末にセイントドラゴン、これならどうだろうか。

 いずれにしろ、40代50代の大人が童心に戻れる「懐かし」のRCカーが手に入るようになったことは、非常に嬉しいことだ。

タミヤのサイトでは、新作に混ざって登場した復刻マシンが多々ある。懐かしの一台が見つかるかもしれないので、ぜひチェックをしていただきたい
タミヤのサイトでは、新作に混ざって登場した復刻マシンが多々ある。懐かしの一台が見つかるかもしれないので、ぜひチェックをしていただきたい

タミヤ公式サイト(リンク先)

【画像ギャラリー】復刻版ファイヤ―ドラゴンを写真でチェック!!

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