■まとめ
ミドルミニバンのゴルフトゥーランやBMW2シリーズグランツアラーと1クラス下のシエンタとフリードと比べても、ドライブフィールでは輸入車のアドバンテージは大きい。
しかし、居住性では小さいながらもシッカリ使える3列目シートを持つシエンタ&フリードに対し、ゴルフトゥーラン&2シリーズグランツアラーの3列目は補助席的な広さしかない。
さらに価格もゴルフトゥーラン&2シリーズグランツアラーは400万円級と、250万円程度のシエンタ&フリードのハイブリッドより150万円も高い。
となれば、日本では実に使いやすいシエンタ&フリードが登場から時間の経った今も好調に売れているのに対し、ゴルフトゥーラン&2シリーズグランツアラーがあまり話題にも上がらないというのもよく分かる。
つまり日本車のミニバンはおもてなしや幕の内的発想といった日本の文化や、平均スピードが速くないという日本の道路環境だからこそ生まれたジャンル、特産品なのである。
ここ数年は前述したレクサスLMに加え、中国でのオデッセイやインドネシアで生産されるシエンタが東南アジア圏で販売されていることなど、日本のミニバンの海外進出も進んでおり、ミニバンが世界的に見ても日本車の大きな柱に成長することを期待したい。
コメント
コメントの使い方そうなんです。素晴らしいんです。メルセデスは。
ユニクロとディオールの差も分からんようなセンスの人には分からなくて大丈夫です。黙ってお気に入りのトヨタでも乗ってなさい。
可哀想に。