N-BOX、フィットら新車販売絶好調!! 国内2位を固めるホンダに迫る


■ホンダは今後も新車攻勢で2位をキープし続けられるか

 ホンダが目指すのは国内新車販売で安定的に2位を確保することである。現在は辛うじてキープしているものの日産、スズキ、ダイハツとは僅差であり、月別だと2位から4位をいったり来たりしている状況。

 かつては年間販売100万台、シェア20%達成を掲げて販売店に発破をかけたりしていた。

 最近はマーケットの低迷もあり、この旗を下し、シェア15%確保、80万台を直近目標とし、100万台は次のステップとして先送りしている。

 販売店の営業担当者は「以前は何が何でも100万台達成のためにうるさく販社ごとの目標台数を指定され、強力に押し付けられたりしたが、最近は台数よりもシェアや質の販売に重点が移り実質的な成長を目指すようになった」と販売政策の路線変更を打ち明けている。

 ただライバルに負けない商品ラインアップの強化は引き続き積極的に進めている。

 ホンダが強く意識する他メーカーの車種は登録車だとフィットがアクア/ヴィッツ/ノート、ステップワゴンはヴォクシー/セレナ、フリードがシエンタ、ヴェゼルはC-HR/CX-3/エクストレイル、シャトルとグレイスはカローラシリーズ、N-BOXはタント/スペーシア、N-WGNはワゴンR/ムーヴなどだ。

 登録車はトヨタ、日産が多く、軽自動車はダイハツ、スズキのビッグ2となっている。最近は軽自動車の大手であるダイハツ、スズキを強く意識するようになっていることが伺える。

 業界2位を安定的に確保するには最近は日産よりもスズキ、ダイハツの台頭が著しくなっているという背景があるのかも知れない。

ホンダはスポーツイメージも大事にしていてModulo Xなどで存在をPR。フリードにも設定した
ホンダはスポーツイメージも大事にしていてModulo Xなどで存在をPR。フリードにも設定した

 今後ともホンダは積極的なニューモデル展開で増販攻勢をかける構えだ。今年5月以降の新商品投入は5月に新型軽商用車「N-バン」を発売するのをはじめ同月ジェイドのマイナーチェンジ&2列シート5人乗り車追加、7月ヴェゼルに1.5ターボ車追加、8月クラリティPHEV、9月新型CR-Vの各発売、そして11月には新小型ハイブリッド専用セダンを発売する。

 この中で量販が期待できる戦略モデルはN-バン、CR-V、ハイブリッド専用セダンであろう。N-バンはバモス/バモスホビオの後継モデルだが、N-BOXをベースに助手席側センターピラーレスのレイアウトが特徴。これによって嵩物の出し入れがし易いメリットがある。

 人気が高まれば5ナンバーのワゴン設定も追加されるはずである。CR-Vは2列シート5人乗りの他3列シート6人乗り車も設定される。パワートレインは2リッターハイブリッドと1.5ターボを搭載。ハイブリッド専用セダンはシビックセダンベースの4ドアファストバックレイアウト。

 パワートレインは新開発1.5リッター&2モーターで同クラス最高の低燃費実現を目指して開発を進めている。これによってホンダの2018-2019年はさらに増販気運を盛り上げることになりそうである。