【MINI、ルノー、シトロエン】お洒落自慢の買い得な輸入車 2018年春版

シトロエンで今、最も買いの1台は?

■シトロエンの候補車 3選
・C3 フィール(219万円)
・C4ピカソ シャイン ブルーHDi(372万円)
・グランドC4ピカソ シャイン ブルーHDi(380万円)

C3 フィール/全長×全幅×全高:3995×1750×1495mm、エンジン:1.2L直3ターボ、最高出力/最大トルク:110ps/20.9kgm
C3 フィール/全長×全幅×全高:3995×1750×1495mm、エンジン:1.2L直3ターボ、最高出力/最大トルク:110ps/20.9kgm

C3は219万円からとアフォーダブルで、そんなに人気ないから値引きも期待大。ただし、売却時の下取りも絶対によくないから大前提として乗りつぶす予定で買う人向け。

内外装ともに高い素材を一切使わずデザインの力でここまで華やかな車に仕上げているのがグッド。

乗り心地のよさこそフランス車を選ぶ最大の理由だ。国産車も高いやつの乗り心地は輸入車のそれに引けを取らなくなってきたが、小型車の場合、依然として開きが大きい。

これはシートに金をかけるかどうかの違い。フランスの小型車は室内に平気で安っぽさむきだしのプラスティックを使う代わりにシートに金をかける。

いっぽうで日本の小型車は、ピアノブラックの加飾パネルなどをおごる代わりにシートをケチる(例外はあるが傾向として)。ベーシックカーは見せ物じゃなく乗り物。乗り心地優先であるべきだ。

ひと昔前までシトロエンの最大の弱点はショボいパワートレーンだった。4速ATは変速時の衝撃の大きさが衝撃的だったし、ロボタイズドMTは乗り手を選んだ。

だが、ようやく彼らも自分たちの得手不得手を知り、アイシンからATを買い付けるようになった。

さらにC3に載る1.2Lガソリン直3ターボエンジンは振動が少なくパワーも必要充分。かくしてC3は変なカタチのまじめな車に仕上がっている。

大きいシトロエンが欲しいならC4ピカソかグランドC4ピカソがマル。新世代の車台は高速安定性重視でややフランス車らしさを薄めたが、万人向けとも言える。高くても彼らの得意技であるトルキーなディーゼルを選ぶべし。

個性的なスタイリングはシトロエンの車づくりのあらわれ。この姿を気に入る人は車づくりの哲学(こう見えて実用性重視な姿勢など)にも共感する可能性大。ビビビッときたら迷わず飛び込んでOKだ。

【塩見智】

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