2005(平成17)年10月の道路4公団(日本道路公団、本州四国連絡橋公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団)民営化以来、高速道路各社は建設や管理コストの縮減などで経営の合理化を進め、いわゆる借金の返済も順調に進んでいると思われる。
しかし、2021年に入り首都高の値上げが発表され、各高速道路も借金返済が済めば安くなるなどというのは幻想で、世界的に見ても高い高速料金の負担を強いられている状況だ。
民営化から16年、評価できる点、いまだ課題と言える点について考察していきたい。
文/清水草一
写真/Adobe Stock(MP_P@Adobe Stock)
【画像ギャラリー】タダとは言わないが値下げ努力は欲しい… 道路公団民営化に関するあれこれ
コメント
コメントの使い方