現行モデルで3兄弟車のノア/ヴォクシー/エスクァイアは、トヨタ販売店の全車併売化によって次期型ではノアだけに統合される可能性があるという。そのため現在、ノアは従来どおり複数のグレードで販売されているのに対して、ヴォクシーは基本的には「ZS」グレードのみに絞られている。
しかしながら、2020年度の登録車販売台数ランキングではヴォクシーが9位、ノアが16位。7位もの差をつけてヴォクシーのほうが売れているのだった。
そして、ヴォクシーはノア以外にも、日産セレナ、ホンダステップワゴン、トヨタエスクァイアといった競合車を抑えて、同クラスミニバンの販売台数ナンバーワンにもなっている。
モデル末期でほぼ1グレードしかないヴォクシーがなぜここまで売れているのか? その理由を新車販売事情に詳しい小林敦志氏が解説する。
文/小林敦志
写真/TOYOTA、NISSAN、HONDA、ベストカー編集部
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