工事現場で使う土・砂利・砕石の運搬を行なう「ダンプトラック」は単車が主流。なかでもGVW20t級・ホイールベース4.5m級の6×4シャシーをベースとする通称「10tダンプ」の台数が圧倒的に多く、一般道でも見かける機会が多い。
いっぽう、高速道路に目を向けると、最近はトラクタに引っ張られるタイプの「ダンプトレーラ」も増えてきた。
ダンプトレーラはGVW36t級の3軸車の場合、10tダンプ3台分に迫る最大積載量28000kg前後を確保可能。ドライバー1名で2~3名分の積み荷が運べることから、ダンプ業界のドライバー不足解消に期待が寄せられている。
そんなダンプトレーラのニューモデルが、昨年、大手メーカー3社から相次いで発売された。いずれもGVW36t級の3軸ダンプトレーラだが、各社とも異なるアプローチで高スペックを実現している点は興味深い。ここではそんな各社の新型ダンプトレーラの特徴を紹介しよう。
文・写真/フルロード編集部
※2020年9月発売トラックマガジン「フルロード」第38号より
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