和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助氏が2018年、2018年5月に自室寝室で死亡した(享年77歳)。自殺とするには不自然な状況ということもあり、解剖が行われた結果、急性覚せい剤中毒と判明。これを受けて捜査を進めていた和歌山県警は、野崎氏の元妻である須藤早貴(25歳)を逮捕・起訴した(2021年5月19日)。
亡くなった野崎氏は艶福家で、「紀州のドン・ファン」という異名を持つ。野崎氏は講談社から2冊の本を刊行しており、本稿はその2冊のゴーストライターを務め、3冊目『紀州のドン・ファン殺害 「真犯人」の正体 ゴーストライターが見た全真相』を執筆した記者のレポートである。
文・写真/吉田隆
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