■ホンダインテグラタイプR
パーソナルクーペのインテグラは、1995年8月にマイナーチェンジを実施した。このときに加わったホットバージョンがタイプRだ。1.8LのB18C型直列4気筒DOHC・VTECエンジンを徹底的にチューニングし、200ps/8000rpmを達成。初期の96スペックはレーシングエンジンのように高回転の切れ味が鋭い。また、このタイプRには3ドアクーペのほか、4ドアハードトップも設定されていた。
2001年にインテグラはモデルチェンジし、2代目のタイプRが登場する。エンジンは2LのK20A型直列4気筒DOHC・VTECになり、220ps/22.0kgmを達成した。クイックな変速フィールの6速MTと相まって痛快な走りを満喫できる。先代より車重は増えた。が、2LのDOHC・VTECエンジンはパワフルだし、低回転のトルクも細くない。
ハンドリングは軽快で、気持ちよく曲がる。乗りこなす楽しさと達成感が際立っていたのがインテグラのタイプRだ。2004年秋にフェイスリフトを行い、06年初夏に生産を終了した。走りの実力と操る楽しさは、今も一級品だ。
※ホンダインテグラタイプRの特選中古車情報はこちら(一部「タイプS」もあり)
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