国産セダンの人気はなぜ凋落したのか 栄枯盛衰の30年戦記

■セダンで争われた激烈レース「JTCC」

 1990年代初頭、ツーリングカーレースは世界的にグループAから2Lの4ドアセダンに移行し、日本でも1994年からJTCCが始まったが、見た目が地味なのとコストがかかり過ぎるなどの理由で1998年、わずか5シーズンで幕を閉じた。

■日本で未発売のジャストサイズセダン

 日産ヴァーサは北米や東南アジアで販売される、ラティオの後継車である。ヴァーサは特筆すべき点こそないが、なかなかスタイリッシュだ。

 ホンダシティは日本でも昨年まで販売されていたグレイスが発展したモデルで、1.5Lの2モーターハイブリッドと1L、3気筒ターボを搭載し、スポーティなRSも設定していて魅力的。

 マツダ2セダンはハッチバックのマツダ2のセダン版で、日本では教習車としてのみ導入され、北米ではトヨタでも販売。日本車にコンパクトセダンは古いカローラアクシオしかないだけに、このうちの1台だけを輸入するならペイするかもしれない。

日産ヴァーサ
日産ヴァーサ
ホンダシティ
ホンダシティ
マツダ2セダン
マツダ2セダン
トヨタヤリスセダン。高齢化が深刻な日本では、安全装備の充実した扱いやすいジャストサイズセダンが必要だ
トヨタヤリスセダン。高齢化が深刻な日本では、安全装備の充実した扱いやすいジャストサイズセダンが必要だ

【画像ギャラリー】現状選べるのは17台! 国産セダンオールラインナップの「マルとバツ」

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