2019年に復活した名門バイクブランド「BIMOTA(ビモータ)」が大きく動く。
カワサキとのタッグによる“テージH2”に続く第2弾“KB4”が発進間近。しかも、日本全国に展開するカワサキプラザでの取り扱いが開始されるとの情報で、あのビモータが日本でも身近になりそうなのだ。
さらにカワサキとのコラボを盛り上げる第3弾として、知る人ぞ知る往年のスペシャルZ1キットを再現した新作“KB5”を提案したい!
文/沼尾宏明、CG/白圡学、写真/KAWASAKI、BIMOTA
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マニア垂涎ブランドが全国で購入可能へ
ビモータは1970~1990年代、マニアの心を鷲掴みにした憧れのイタリアンブランドだ。フレームビルダーやチューナーとして世界的な名声を誇ったものの、近年は経営悪化で実質的に休眠状態だった。
しかし、2019年にカワサキが出資し、ビモータとの合弁会社を設立。2020年に復活第1弾の「テージH2」を市販化し、大いに話題を呼んだ。
このテージH2が日本国内で入手できる可能性が出てきた。2021年秋、カワサキが「国内でビモータの正規販売を開始する」との情報が入ってきたのだ。
今まで川崎重工の社内カンパニー「モーターサイクル&エンジンカンパニー」が二輪事業を担当してきたが、これを2021年10月1日付けで分社化。子会社の「カワサキモータース株式会社」が新設される。同社は川崎重工グループで唯一、一般消費者に商品を直接提供する“B to C事業”を担い、ブランドを牽引していく。
そして、川崎重工が2021年6月1日に開催したグループビジョン2030進捗報告会でも「ビモータとの協業・提携を大胆かつ積極的に推進」すると発表。ウワサによると、全国77店舗(2021年4月現在)を展開する「カワサキプラザ」で、まずテージH2を販売するという。
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