トヨタから新型ヤリスと新型アクアが発売され、ホンダからは新型フィットが登場、日産もノートがフルモデルチェンジして、先ごろノートオーラが発売されている。
いま日本のコンパクトカー市場は大変な激戦区となっている。
そんななか、かつてこのカテゴリーで珠玉の存在として活躍していたモデルが、まったく手つかずのまま放置されている。日産マーチである。
現行型(4代目)マーチの登場は2010年。もう今年で11年が経過した。次期型開発の噂はまったく聞こえてこず、そろそろモデル廃止の話ばかりが囁かれている。しかし日産はマーチを諦めるべきではない。
スカイラインだって「諦めない」と明言したのだから、マーチだって諦めるべきではない。この大事なブランドがなぜ諦めるべきではない重要なモデルなのか、自動車ジャーナリストの渡辺陽一郎氏に解説していただいた。
文/渡辺陽一郎
写真/ベストカー編集部、TOYOTA、NISSAN
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