ホンダ自慢のVTECエンジンにオープンボディ、高剛性シャシー、2シーター、後輪駆動、さらには6速MTのみという、刺激的な内容で、クルマ好きを熱くさせていたピュア本格スポーツカー、ホンダ「S2000(1999年~2009年)」。
そのS2000には、「Type S」という、さらにスポーツカーとしての性能を極めたモデルがあった。「これがカタログモデル!?」と思わず引いてしまうほどの派手なエアロパーツが目につくが、そこにはホンダならではのこだわりがあった。
ホンダのスポーツカーが消えようとしているいま、改めて、奇跡のスポーツカー「S2000 Type S」について振り返ってみよう。
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:HONDA、ベストカー編集部
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