【番外コラム】
●ランクルのスピンオフ!? FJクルーザー
傑作中の傑作と言われている3代目のFJ40型ランクルを現代の技術で甦らせ、レトロモダンのSUVに仕立てたのがFJクルーザーだ。2006年春に発売され、大ブレイクしたので右ハンドルの日本仕様を開発。2010年12月から発売を開始した。
3種類のサスペンションシステムがあり、オフロードパッケージはモノチューブ構造のビルシュタイン製ショックアブソーバーを採用。メカニズムの多くはプラドとハイラックスサーフから譲り受け、心臓は1GR-FE型4LV型6気筒DOHCに5速ATの組み合わせだ。もちろん、副変速機も装備していた。
●レクサス版ランクル
トヨタの高級ブランドのレクサスで初めてSUVが設定されたのが1996年。ランクル80をベースにフロントマスクなど変更したのが発端で、プラドベースのGXを加えて現在に至る。GXは日本で一度も販売されていない。
世界的なSUVブームの今、プレミアムブランドのレクサスにとって重要な2台の次期モデルの動向が気になるところだ。
GXは2世代、LXは3世代に突入。ランクル300をベースとした新型LXの登場は世界的に注目されている
●再販されたランクル70の中古車事情
ランドクルーザー70はシリーズ誕生30周年を記念し、2014年に期間限定で、バンとピックアップが販売され、ファンを喜ばせた。新車価格はバンが360万円、ピックアップが350万円となっていた。
バンについては出物が常時50台前後ある状態だが、価格は安いもので350万円とほとんど新車時と変わらず、最多価格帯は500万円前後。800万円を超えるモデルも出ている次第だ。
一方ピックアップは、スタート価格はほぼバンと同じながら、ほとんど出物がない希少車となっている。
70は現在も地域限定で現役だが、排ガス規制等で今後日本で再販される可能性はほぼゼロのため、欲しい人にとっては厳しい現実と言える。
【画像ギャラリー】生誕70周年!! 世界中で愛されるトヨタ ランドクルーザーの歴史を写真で振り返る(17枚)画像ギャラリー
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