2000年以降登場の日本車ベストセレクション!! 【スズキ・ダイハツ編】

■ダイハツ:ママのハートをわしづかみした革命児がNo.1

●アルティス(2000年3月デビュー)からタフト(2020年6月デビュー)まで:全54車種

第1位:初代タント(2003年)。スーパーハイトワゴン市場を切り開いた革命的な作品で、広い室内がママたちを魅了
第1位:初代タント(2003年)。スーパーハイトワゴン市場を切り開いた革命的な作品で、広い室内がママたちを魅了

 2000年以降の最高傑作は、誰がなんと言おうとタントだ。ムーヴの上を行くスーパーハイトワゴンの市場を開拓し、今も続くブームを築き上げた。

 キャビンは驚くほど広かったし、後席はスライドドアだから乗降性に優れている。

 後席は広く、分割式だからチャイルドシートも装着しやすい。当然、ママさんご用達グルマの代表になった。

第2位:初代ミラe:S(2011年)。今につながるエコブームの火付け役。安さに加え、質も高い軽自動車を送り出した
第2位:初代ミラe:S(2011年)。今につながるエコブームの火付け役。安さに加え、質も高い軽自動車を送り出した

 女性ファンを魅了したのはタントだけじゃない。ムーヴ派生のキャンバスもキュートなデザインと広いキャビンが受け、ムーヴといえばキャンバスと呼ばれるほどのヒット作となっている。ターボやエアロ装着車がなくても売れているのは凄いと思う。

第3位:初代コペン(2002年)。趣味性を最優先して開発した本格派マイクロスポーツ。電動メタルトップも衝撃的だ
第3位:初代コペン(2002年)。趣味性を最優先して開発した本格派マイクロスポーツ。電動メタルトップも衝撃的だ
第4位:ムーヴキャンバス(現行型・2016年)。ネオクラシックのキュートなルックスで、女性ファンを魅了。パッケージングも秀逸
第4位:ムーヴキャンバス(現行型・2016年)。ネオクラシックのキュートなルックスで、女性ファンを魅了。パッケージングも秀逸

 エコの意識を定着させた初代のミラe:Sもダイハツらしいマジメな作品だ。安かろう悪かろうのエコカーが多いなか、走りや先進安全を高いレベルまで持っていった。

 趣味性という点では気軽にオープンを楽しめる初代コペンも高評価だ。アクティブトップは衝撃だった。走り屋のためのブーンX4もハナマルをつけた。

第5位:ブーンX4(2006年)。技量に応じて気持ちいい走りを楽しめるボーイズレーサー。開発陣の心意気が伝わる
第5位:ブーンX4(2006年)。技量に応じて気持ちいい走りを楽しめるボーイズレーサー。開発陣の心意気が伝わる
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