■軽の王者N-BOXが12月に一部改良
ホンダは12月にN-BOXを一部改良します。今回は2023年モデルとして手直しするもので、N-WGN、N-ONE同様に追随機能、プッシュボタン式の電子制御パーキングブレーキを採用します。銘柄別販売台数のトップ確保をさらに維持する方針です。
■マツダの2022年の新型車は上級SUV2車種
マツダの国内向けブランニューモデルは2022年1月中旬にもビッグマイナーチェンジを受けるCX-5の上級に位置する新型SUV2車種になる見通しです(編集部註:このうち一方が昨日発表されたCX-50)。夏から秋にかけて発売します。2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを設定する見込みです。
上級SUV中心の新ラインナップの拡大はマツダの市場ニーズが欧米を軸とした、海外重視の構成になっているためと思われます。売りとなっているSKYACTIV-Xは2.5L以上のほうが、より特性を生かしやすい傾向があることとも関連があります。
量販モデルのマツダ2やマツダ3の世代交代は先送りになるため、マツダ車の国内販売はしばらく低迷基調で推移する見通しです。
■トヨタ シエンタは2022年8月頃に世代交代??
トヨタは2015年7月登場のコンパクトミニバンのシエンタを2022年8月にもフルモデルチェンジする方向で調整をしている模様です。次期型はTNGAによる新開発のプラットフォームを採用します。
ボディサイズは現行とほぼ同じですが、デザインコンセプトは大きく路線変更する見込みです。次期型は前型の初代モデルのような曲面フォルムでシンプルな2ボックスレイアウトを採用します。
室内は2列シート5人乗りと3列シート7人乗りの2タイプを用意しますが、現行モデルで販売構成比が80%以上と高い2列シート仕様車を中心にする見込みです。
パワーユニットは1.5Lのガソリン&ハイブリッドで、ハイブリッドを全体の90%以上の販売構成比に想定し、高効率のリチウムイオンユニットの新採用、待望の4WDも設定されます。
安全&安心パッケージのトヨタセーフティセンスは最新のデバイスを標準装備します。
利便性では9インチナビのディスプレイオーディオ、パノラミックビューモニターも標準ないしはオプション設定します。これによって月販1万台以上の販売規模の復活を目指すものと思われます。
■ホンダ ステップワゴンが11月中旬にオーダーストップに!!!
ホンダは11月中旬にもステップワゴンをオーダーストップします。以降は販売店とメーカーの在庫のみの販売となります。次期型へのバトンタッチは2022年の4月頃の発表、発売ですが、狭山工場が12月いっぱいで生産を終了するため、早めの生産中止となります。
次期型からは寄居工場に移管しますが、次期型登場までの約4カ月間は販売を休止することになります。
次期型はキープコンセプトながら、新開発のプラットフォームとなり、オデッセイの生産終了で3ナンバーサイズの上級モデルを新設定する可能性があります。
詳細は2022年初めにもホンダカーズ店首脳に通達される見込みです。
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