「ヤマハ」といえば、オートバイや、楽器の分野での活躍のほうが世に知られているが、クルマ分野においてヤマハといえば、トヨタのエンジンサプライヤーとして50年以上の歴史を持つメーカーだ。トヨタの「名機」と呼ばれるエンジンには、必ずといってよいほど、ヤマハが関与している。
この2社が協業するきっかけとなったのは、1965年に東京モーターショーに登場した、「トヨタ2000GT」の開発であった。なぜトヨタはヤマハをパートナーに選んだのか、ヤマハならではの強みとは何だったのか、考察してみようと思う。
文/吉川賢一、写真/TOYOTA
参考文献/ヤマハHP「トヨタ2000GT」の試作から生産へ(リンク先)
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