■スズキ スペーシア(1万740台/月)
●オススメの買い方…残価設定ローンの3年後の残価率は45%だから、あまり高くない。その代わりスペーシアは、機能や装備のわりに価格が安く、標準モデルのハイブリッドXは実用装備を充実させて153万3400円だ。したがって、現金購入に適した軽自動車となる。そして残価設定ローンの残価率は伸び悩むが、全高が1700mmを上回るスライドドアを装着した軽自動車だから、中古車価格と売却時の金額はさほど下がらない。また、3〜5年後にはなるべく高値で売却して、次のクルマに乗り換えたい……というユーザーは、価格が少し高まるがSUV風のスペーシアギアも検討したい。(渡辺陽一郎)
●おすすめグレード…スライドドアは手動式だと体力を要する。低価格のハイブリッドGは、両側ともに手動式だから選びにくい。その点でハイブリッドXは、両側が電動式になり、エアコンの冷気を後席へ循環させるスリムサーキュレーターなども装着する。価格はハイブリッドGよりも15万8600円高いが、それ以上の機能が加わる。
■スズキ スペーシア(2017年12月発売開始)
・価格帯:139万4800〜200万6400円
・全長×全幅×全高:3395×1475×1785mm
・最小回転半径:4.4m
・エンジン:658cc、直3(52ps/6.1kgm)
・WLTCモード燃費:21.2km/L
・重量:870kg
・おすすめグレードの価格:153万3400円
■人気No.1グレード:ハイブリッドX
■値引き目標額:16万円
■納期:約3カ月待ち(2022年1月時点)
■ダイハツ タント(9743台/月)
●おすすめの買い方…実用的で買い得だが、人気と売れゆきが伸び悩む軽スーパーハイトワゴン。残価設定ローンの残価率も3年後で45%だから、現金で購入して、長く使うとムダを抑えられる。ボディカラーも、数年後の査定を気にせず好きな色を選びたい。(渡辺陽一郎)
●おすすめグレード…価格が割安なのは標準モデルだ。実用装備を充実させて150万円以下のXを選ぶ。
■ダイハツ タント(2019年7月発売開始)
・価格帯:124万3000〜202万4000円
・全長×全幅×全高:3395×1475×1755mm
・重量:900kg
・最小回転半径:4.4m
・エンジン:658cc、直3(52ps/6.1kgm)
・WLTCモード燃費:21.0km/L
・おすすめグレードの価格:149万500円
■人気No.1グレード:X
■値引き目標額:17万円
■納期:約2カ月待ち(2022年1月時点)
■日産 ルークス(7062台/月)
●おすすめの買い方…設計が比較的新しく人気も高いので、残価設定ローンの3年後の残価率は53%だ。軽自動車では高めだから、価格のわりに月々の返済額を抑えられる。また、現金で購入した場合でも、装備の充実したグレードであれば好条件で手放せる。(渡辺陽一郎)
●おすすめグレード…運転支援機能などが充実するハイウェイスターXプロパイロットエディションがいい。
■日産 ルークス(2020年2月発売開始)
・価格帯:141万5700〜206万6900円
・全長×全幅×全高:3395×1475×1800mm
・重量:1030kg
・最小回転半径:4.5m
・エンジン:659cc、直3(52ps/6.1kgm)
・WLTCモード燃費:20.8km/L
・おすすめグレードの価格:184万3600円
■人気No.1グレード:X(FF)
■値引き目標額:16万円
■納期:約3カ月待ち(2022年1月時点)
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