良質な国産中古車は海外でも人気だ。アジア圏ではトヨタアルファード/ヴェルファイアが人気だし、スリランカではトヨタプレミオ/アリオンが高級車としてもてはやされている。
そして、北米の「25年ルール」によって国産スポーツカーが流出していった。まさに中古車のグローバル化が進んでいることが証明されている。
北米の25年ルールによって最も注目度が高いのが、海外では“ゴジラ”と言われている第2世代の日産スカイラインGT-Rだ。
すでに1989年に登場したR32型だけでなく、1995年に登場したR33型も25年ルールに適合し、海外へ流通。2ドアクーペだけでなく、4ドアセダンの中古車の流通台数が減少している。R32型やR34型に比べ、暴騰まではいっていないようだ。
そこで、今回はR33型スカイラインGT-Rの中古車の購入は最後のチャンスということで、R33型スカイラインGT-Rとはどんなクルマだったのかを振り返りつつ、最新の中古車事情を紹介していこう。
※本稿は2022年2月に執筆されたものに適宜修正を加えています。中古車の相場・価格帯は執筆時のものとなります
文/萩原文博、写真/日産
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