■気になるマシンはどうなっている??
スーパー耐久のST-3クラスは3500ccまでの後輪駆動のクラスになるが、フェアレディZは3700ccのため特認車両としてこれまでも参戦してきた経緯がある。今回の25号車についても同様だろう。
マシンのカラーリングは鮮やかなレッドが印象的。リアには差し色としてビビッドなピンクもあり、1995年のル・マン参戦時のGT-Rを彷彿とさせる。レース好きとしても大注目のマシンだ。
気になるのがスーパー耐久とスーパーGTの2カテゴリーでどのように日産メカニックチャレンジのプログラムが進むかということ。現時点では詳細が見えてこないが、すでにテストを行っているスーパーGTの56号車にも日産メカニックチャレンジのロゴは入っており、学生やメカニックは両カテゴリーにグループ分けをして参加するとみられる。
感染症対策のためチーム関係者の人数制限もスーパーGTでは実施されており、泣く泣く参加をあきらめた学生も多くみられた2020-2021の2シーズン。
それを解消するためにもスーパー耐久への参戦という選択肢がとられたとみられる。多くの若者がモータースポーツに関心を持ち、そしてなにより自動車に関わる整備士の待遇改善のためにもこのプロジェクトは有意義なものになるはずだ。
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