【アルファードにも悩みがあるんです・・・】 夏休み ミニバン人生電話相談

■ベンツ Vクラス(ドイツ シュツットガルトから単身赴任中)さんからのご相談

Q. 「周囲にうまく溶け込めません

国産ミニバン君たちとは性格が違いすぎて、日本ではちっとも目立ちません。もっとまじめな僕をアピールする方法はないですか?

A. 

日本では快適さや豪華さをアピールするいわゆるミニバンと、ハイエースやキャラバンのように実用性をアピールしたキャブオーバー型のミニバン、大きくふたつに分けられます。そんななかであなたの性格は日本のユーザーから見ると中途半端に映ってしまいます。それが目立たない原因になっているんじゃないでしょうか。アル/ヴェルのライバルと見るなら、豪華さが足りなく、ハイエースのライバルと見るなら価格が高すぎる、そんな感じです。

あなたの家系の伝統もあるかとは思いますが、ここは思い切ってキャンピングカー仕様などラインアップに加えてみてはどうでしょう。

人生相談にきて「あなたは中途半端」と真っ二つにされるVクラスさん

■ビアンテさん プレマシーさんご兄弟(広島県府中町)からのご相談

Q. 「勘当

親から家を追い出されることになりました。期限は今年(2017年)の12月です(その後、予告どおり2017年12月をもって生産終了いたしました。合掌)。これまでも改良してくれないなど、私たち兄弟に冷たかったうちの親ですが、とうとう家を出て行けということになってしまいました。僕ら兄弟は悲しくて仕方ありません。ホームレスになっちゃいます。公園で寝ることも覚悟しなくちゃ。この先どうすればいいのでしょうか?

A. 

マツダ家では経営資源を今後SKYACTIV技術やSUVなどに集中させるようですが、突然でしたね。いちクルマファンとしても、マツダ家がミニバンをやめちゃうのはとっても悲しいことです。

そもそも日本にミニバンブームを起こすきっかけになったのが1990年に登場した初代MPVですから、青天の霹靂と申しますか、ご愁傷様ですといいますか……。

それでも9月発表のCX-8は3列シートということなので、ご兄弟のDNAはなんとか引き継がれそうですね。

もはやお二人を生産するラインも止まっているとも聞いております。お二人には中古車市場で、“マツダ最後のミニバン”として希少価値が高まることをお祈りするばかりです。

2017年12月、マツダのミニバン市場からの撤退に伴い生産終了。しかし自分たちの明日の宿が心配なのにDNAがどうこう言われても。カープですし。

■デリカD:3さん(東京都港区)のご相談

Q. 「家の名前に泥を塗りたくない

僕はとっても落ち込んでいます。理由は2017年7月の販売台数がミニバンの中で最低だったからです。恥ずかしいことに全国で13台しか売れませんでした。47都道府県でたったの13台……このままでは三菱家の名前に泥を塗ってしまいそうで……。

A.

おやおや、13台とは、7月の全乗用車の販売台数でもワースト5に入る成績じゃないですか(追い打ち)。その成績じゃ家の中ではさぞかし肩身の狭い思いをしていることでしょう。お察しします。

親戚のNV200君が170台なので、それほどいい成績じゃありませんが、NV200君とお客さんを取り合ったとすると、原因はディーラーの販売力ですね。ここのところの三菱家の例の問題もあって、ディーラーには来場者も少なかった、そんな原因もあるのでしょう。三菱家からはエクリプスクロス君が出ましたよね。そうするとディーラーにもお客さんが来てくれるのでD:3君も注目されるでしょう。三菱のディーラーマンの皆さん。D:3君を店頭に飾りましょう。

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