風前の灯…名門フーガの実力と「残しておく意味」

風前の灯…名門フーガの実力と「残しておく意味」

 「セダン」というカテゴリーの影がどんどん薄くなっている。特に高級セダン市場の販売台数は全体的に低調で、ホンダのフラグシップセダンだった「レジェンド」は販売終了に追い込まれ、トヨタのフラグシップセダンである「クラウン」は、次期型でSUVになるという噂がある。日産車でも、フラグシップセダンである「シーマ」のみならず、高級セダンである「フーガ」も、近々生産終了になるという情報が出てきた。

 現行型は2009年11月に発売され、すでに12年選手となるフーガ。「セドグロ」の魂を受け継ぎ、長年日産の高級セダンとして君臨してきたフーガが廃止となってしまうのは、ファンとしては非常に寂しい。はたしてフーガはこのまま消滅してしまってもいいのか、残しておくべきなのか、フーガの実力を振り返りつつ、考察しよう。

文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:NISSAN

【画像ギャラリー】セドリック/グロリアの系譜を継ぐドライバーズカー 日産「フーガ」の初代モデルと現行2代目モデル(33枚)画像ギャラリー

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