2021年に最も売れたミニバンはアルファードだ。9万5049台という数字は、次点のヴォクシーに約2万5000台の差をつけ、前年比104.7%という圧倒的なものだった。(※台数は『一般社団法人日本自動車販売協会連合会 乗用車ブランド通称名別順位』データより。ヴォクシーは7万0085台、ノアは4万4211台)
ミニバンのトップをアルファードが独走し続けるなかで、2022年1月、新型ノア・ヴォクシーが登場した。先行受注から発表直後までで、両車合わせて約3万台の受注、2月中旬頃には受注が7万台近くになったという。
アルファードをあっという間に超えていきそうなノア・ヴォクシーの勢いだが、新型ノア・ヴォクシーの登場でアルファード・ヴェルファイアの立場は変わるのだろうか。それぞれの特長を踏まえながら、今後の動きを考えていく。
文/佐々木亘、写真/TOYOTA
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