【ロードスター、CX-3、アクセラ…】マツダ車フルラインアップの長所と短所

■アクセラ

登場:2013年
最新の年次改良:2017年9月
価格:182万5200~331万200円

グローバルで乗用モデルのなかでは主力のアクセラ。選べるパワートレーンはクリーンディーゼルが1.5Lと2.2Lの2種類が用意され、ガソリンが1.5L、2Lハイブリッドと多彩な構成。

○なトコロ
グローバル市場でマツダ車を代表する車種として、デザインをはじめ、走りでも欧州ライバルとガチで戦える水準にある。主力となるラインアップ中ではモデル末期だけれど、バランスのとれた優れたCセグ乗用車だと思う。

×なトコロ
ハッチバックとセダンでデザインに差がなさすぎ。せっかく2車型作るなら、もっと個性を引き出すような差別化をすべきだった。

■アテンザ

登場:2012年
最新の大幅改良:2018年5月
価格:282万9600~419万400円

現在のマツダ乗用モデルのフラッグシップだが、今回の大幅改良では特に内装で気合いの入った手の入れ方で、マツダの力の入り具合が窺い知れる。次期型は上級FRモデルへと生まれ変わるか?

○なトコロ
最新のマイチェンでまたグレードアップしたインテリアは、欧州プレミアムなみの質感。セダン逆風のなか、インテリアの魅力を強化しているのは、目の付けどころがいいと思う。

×なトコロ
トヨタですら苦労するセダン離れの昨今、そもそもマツダのLクラスセダンを買ってくれるユーザーがどれほどいるかという問題。

マツダアテンザ

今年5月の大幅改良でインテリアがシートやインパネなどを含めてほぼ全面に近い改良を施されたアテンザ。鈴木直也氏もその質感の高さを評価している

■ロードスター

登場:2015年
最新の年次改良:2018年6月
価格:255万4200~381万2400円

6月の商品改良でRFの2Lエンジンが158psから184psにパワーアップされたほか、1.5Lガソリンのソフトトップモデルも1psアップして132psに。i-ACTIVSENSEも標準採用されている

○なトコロ
走りの楽しさは語るまでもないが、1.5Lというミニマムなエンジンで、スポーツカーの楽しさを100%表現しきっていること。存在そのものが国宝級であるのは言うまでもない。

×なトコロ
このクルマについては、すべての欠点は魅力の裏返しだと思っている。買ったらすべて許せてしまうからバツはなし。

マツダロードスター

もはやその存在自体が“国宝級”だと鈴木直也氏も指摘しているロードスター。マツダくらいの企業規模のメーカーがラインアップしているだけで拍手!

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