地震による発電所の稼働停止で電力がひっ迫し、首都圏などで停電が予告されるなど突如として訪れた停電に恐怖を覚えた人も多いはずだ。一度停電してしまえば情報収集のスマートフォンは機能しないし、当然ながら明かりも得ることができない。
そこで今回はポータブル電源を紹介したい。もちろん災害対策としてもバッチリだし、車中泊やキャンプでも発電機のような排ガス、そして騒音も出さないから安心感も高い。オプションのソーラーパネルを使えば充電もできてしまうという。
ちょっぴり値は張りますが備えあれば患いなし!!
文/ベストカーWeb編集部、写真/Amazon
■停電になるとなんにもできない現代の生活
先日の地震で編集担当の自宅が停電した。2時間ほど暗闇生活を経験することになった。幸いにも備蓄食料やアウトドアグッズもあったし、お風呂に水も貯めていたので大丈夫だろう……と思っていたのは最初の数十分。
情報収集元になるスマートフォンのバッテリーがどんどん減ってきた。ラジオを聴いたり、ネットを見たり、泣き出す子どもにアニメを見せるなど千両役者な活躍を見せていたスマートフォンのバッテリーが残り10%と表示された。
充電するかと自然にコネクタを挿したら……、そうだった停電していた。小型のモバイルバッテリーも充電がないしこうなると万事休す。スマートフォンの電源が落ち、妙に不安を感じる。
そのまま1時間を過ごしていたら電力復活。小規模な停電だったが、これがもし大規模な地震などだったら少なく見積もって1週間は電気は復活しない。
こうなるとライトや電気毛布など家族を守る装備品たちが使えないケースも出てくる。そこで今回はポータブル電源を紹介したい。
■大手メーカーとのパートナーシップで安心感も抜群
今回紹介するのがJackery(ジャクリ)のポータブル電源708というもの。708Whの大容量バッテリーを搭載しており、ノートパソコンが約12回、スマートフォンが約40回、電気毛布が10時間使えるなどそのバッテリー容量は魅力的。
同社のシリーズにはより大容量の1000、1500という製品もあるのだがそれぞれ重量が10.6kgと16kgとかなりのヘビー級。それに比べて今回の708は6.8kgと少し軽量だ(サイズは長さ30×幅19.1×高さ19cm)。
バッテリー容量と重量はトレードオフの関係にあるが、災害時や車載性を考えると今回の708はベストバイと思える。
またイマドキらしくQC3.0規格にも対応しておりスマートフォンなどの急速充電にも対応。
ポータブル電源本体の充電はコンセントからで5時間、オプションのソーラーパネルで17時間、シガーソケット経由で13時間など多様な充電も可能。ガソリン発電機からの充電もオプションで対応するなどまさに完全無欠な感じ。
USBも従来のものから最新のタイプCにも対応しているから、Macユーザーや最新のスマートフォンユーザーにも安心感が高い。
Jackery社はJVCケンウッドとも戦略的パートナとなるなど躍進も目覚ましい。Appleのバッテリーエンジニアをメンバーに迎えるなど価格以上に安心感や満足感も高いポータブル電源だろう。
災害時の備えにも、そしてアウトドアの電化にも。一家に一台あれば安心のポータブル電源はいかがだろうか?
※記事内のリンクより商品を購入すると、売上の一部がベストカーに還元されることがあります。
【画像ギャラリー】災害への備えとしてはもちろん密を避けてのキャンプにも最適!! 持ってて安心&便利のポータブル電源(6枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方