現場にかけつける!! ヒーローを支える所属企業とクルマたち
さて、シュテルンビルトで多く使われている車の中にはヒーロー専用の特殊車両もある。そのひとつがトランスポーターという大型輸送トレーラーだ。
ヒーローたちとて、いつもヒーローの姿で過ごしているわけではない。事件が起こると所属企業のトランスポーターと合流し、そこでヒーロースーツを身にまとうのだ。各トランスポーターにはヒーローたちの個性が色濃く反映されている。
例えば高度の炎を操るセクシーでハイセンスなヒーロー、ファイヤーエンブレムのトランスポーターはシャワーブースを完備。擬態能力があり日本文化ひいきの折紙サイクロンは和室を持っており、出動前の精神統一に役立てているようだ。トランスポーターの内装や設備の豪華さからは所属企業の資本力とヒーローへの期待の高さが垣間見える。
出動時の移動手段はヒーローによって、さまざま。事件現場に急行するためジェットパックとNEXT能力を使い空を飛んだり、街中を俊敏に駆け抜けたり、なんとカタパルト発射で向かうヒーローも。もちろん車やバイクを使うヒーローもいる。高い運転技術を持つファイヤーエンブレムは専用のカスタムカーを自ら運転し出動。ときにはカーチェイスで犯人を追い詰める。
ワイルドタイガーとバーナビーのバディが乗るのはダブルチェイサーと呼ばれる大型のバイクとサイドカー。サイドカーには変形機能が付いており、分離してバイク2台としての走行も可能だ。このダブルチェイサーは2012年に1/1サイズで実際に再現され、以降度々公開されている。
シュテルンビルトでは7つの企業がヒーロー事業を展開している。ワイルドタイガーとバーナビーが所属する総合メディア企業のアポロンメディアをはじめ、金融系、通信系、交通系、工業系、食料系、エネルギー系といずれも市民生活の基盤をつかさどるシュテルンビルトの名立たる大手企業ばかりだ。
作中には各企業のCEOも登場する。わずかな登場時間だが、ヒーローに負けじとキャラクターの強い彼らにもぜひ注目していただきたい。
まとめ
現在TIGER&BUNNYは全25話からなるテレビシリーズのほか、劇場版も2作公開されている。特に劇場版1作目となるTIGER&BUNNY -The Beginning-はテレビシリーズ第1話、第2話をベースに作成されており、約90分の間にシリーズの世界観がギュッと濃縮されている。魅力的な乗り物やキャラクターも数多く登場し、シリーズ入門編としてお勧めだ。
新作公開に向けてますます盛り上がりが加速するTIGER&BUNNY。この機会にふれてみてはいかがだろうか。
■作品情報
Netflixシリーズ「TIGER&BUNNY2」
配信日時:2022年4月8日16時より
配信先:Netflix世界独占配信
※パート1(第1話から13話)までを一挙配信
都市シュテルンビルトは、さまざまな人種、民族、そして「NEXT」と呼ばれる特殊能力者が共存し、その「NEXT」能力を使って平和を守る「ヒーロー」が存在する街。ヒーローたちはスポンサーロゴを背負って、企業のイメージアップとヒーローポイントを獲得するため、事件解決や人命救助に奔走している。その活躍の模様は人気番組「HERO TV」で中継され、「キング・オブ・ヒーロー」を目指し、年間ランキングを争う。
「TIGER&BUNNY」から活躍しているワイルドタイガーとバーナビーたちは、もちろんのこと新たなヒーローが加入。ヒーローたちの活躍を要チェック!!
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