世の中には「珍車」と呼ばれるクルマがある。名車と呼ばれてもおかしくない強烈な個性を持っていたものの、あまりにも個性がブッ飛びすぎていたがゆえに、「珍」に分類されることになったクルマだ。
そんなクルマたちを温故知新してみようじゃないか。ベテラン自動車評論家の清水草一が、往時の体験を振り返りながら、その魅力を語る尽くす当連載。第7回目となる今回は、トヨタが生んだ珍名車「iQ」のアストンマーティン版、知る人ぞ知る「シグネット」を取り上げる。
文/清水草一
写真/ASTON MARTIN、フォッケウルフ
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